魚座というサインについて

ライターはwankoです。

魚座というサインの基本的な性質に付いて

書いています。

sponsored link

12サインの特徴 ⑫魚座♓

魚座は12サインの最後のサインです。

「12」は数秘術的に考えると1+2=3となります。

この「3」はいわば二番目の3で、一番目とは

原理の働く方向が逆転したものであり、ふつうの

「3」が生産力を表すとすると、二番目の「3」

環境に対しての生産力を持たず内面での

生産力を生み出します。

まるで外界へ伸ばした手足を引っ込めるようなもので、

タロットカードの12番目『吊るされた男』に

似ている生き方です。

これまでのサイン体験の全てがここで総合化され、

人間という存在の最終的なエッセンスを

抽出していきます。

その為には、人間が実際活動に必要だった全ての

区別や分類や差異をなくす必要があります。

この無効化のプロセスは、社会でこれから具体的活動を

しようとする人から見て、重要な意義や意味を

どんどん駄目にしているように感じられます。

例えば魚座の直前の水瓶座まで残っていた

最後の価値観に、人と人との信頼感や共感があります。

魚座はこうした人と人の結び付きの固定的な

約束事も踏み外してしまうサインなのです。

sponsored link

しばしば魚座は社会性のないサインと言われます。

それはこういう境界線や物事の区別というものを

無くそうとする衝動から、結果的に社会性を

失うことが多いからです。

山羊座・水瓶座・魚座の最後の三サインは、人間を

統合化するときの三つの方法を示しています。

水瓶座が共時的な共感によって仲間同士で活動する

ネットワーク的な意識だとすると、魚座はこの共時

という時間意識からも自由になろうとします。

山羊座の空間性と水瓶座の時間性から自由になると、

人間はもはや他者と結び付く共感的な要素を

持ち合わせていません。

少なくともこの地上では。

の点で魚座は最終的に存在の孤立を意味するのです。

その反面、空間や時間に縛られない存在は、

何に対しても同調することが可能です。

人と人は何らかの共通の接点があるからこそ

理解しあえます。

なのに接点が無くなるというこの魚座の作用は、

魚座の人をなかなか理解できない存在にしていきます。

『くっつく』という水のサインの性質ゆえに

何にでも同調はするものの、結局の所根本では

結び付きあえないのが魚座なのです。

多く見受けられます。
sponsored link
error: Content is protected !!