第8ハウスの冥王星の生まれ変わる力は
トランジットの冥王星が自分の第8ハウスに
入ることで誰でも使えます。
またこの力は霊的な自分にまで刺さるような
エネルギーですから現実が生まれる変わるような
力としても期待出来ます。
wankoさんに普通の占星術的視点はお任せして
霊的な自分側からアプローチする幸運術を
中心に書いていこうと思っています。
「霊的な自分」というややこしい言葉を
使っていますが、地上的価値からは考えない
ヘリオセントリック占星術の視点と区別するために
「霊的な自分」と表記しています。
霊的な自分とは自分の身体と繋がっている
魂側の自分です。
自分の身体に繋がっているのになかなか
連絡が取れない自分です。
第1ハウスから第11ハウスを足したものよりも
広大無辺な第12ハウス的世界から必要なものを
得ようとする視点なのですが、第12ハウスは
直接的に扱えません。
第12ハウスは第4ハウス、第8ハウスという水の
ハウスを通して地下水路で繋がっています。
この中で個人的にが大きくコントロール出来るのは
第8ハウスです。
第8ハウスは死や再生のハウスですから大変ですが
このハウスの力を利用することで思った自分になります。
親が作った家庭で育った自分から、自分の意思で
生まれ変わっていきます。
現実的には第8ハウスで培ったものが第12ハウスを
アプローチする能力になります。
論理的には、変わりたくなければ
ずっと実家に居れば良いことになりますが・・・。
第8ハウスの状況は人それぞれですが、
第8ハウスの冥王星単独の生まれ変わる力に
付いて書きます。
第8ハウスの冥王星
決めたことを何が何でもやり遂げようとする力があります。
第8ハウスですから自分から強い力を引き出すだけでなく
他人をその気にさせるような力、極端な言い方をすれば
洗脳するような力、そのような力の延長として
傷を癒すような力も発揮出来る場合があります。
第8ハウスの冥王星が霊能力があると言われる所以です。
しかしこのような行き過ぎた他人の気持ちへ介入する力は
禁じられた領域や常識外に関心が向く傾向を作ります。
このような過度なエネルギーの使い方は執拗な意思とは
裏腹に体調に大きな波を作ります。
それでも他人からみたら異常にスタミナがある人に
見えるのは目的に対して意思の働きかけが途切れない
からです。
このような第8ハウスの冥王星に火星のアスペクトが
あると前述したような力を自分の意思で操ろうと
します。
様々なアスペクトの組み合わせがありますが、
このような場合は第8ハウスの冥王星と火星が
スクエアの方が破壊力を生む場合があります。
扱いを間違えれば大変ですが、これをコントロール
出来るようになれば望むものを手に入れることが
出来るでしょう。
オポジションの場合もスクエアと激しさは
似ていますが、スクエアは変幻さが
余計に破壊力を際立たせます。
コンジャンクション、セクスタイル、トラインは
コントロールし易いですが、基本的に強力な
ものになります。
第8ハウスの冥王星を意思を持って攻撃的に
使えるのですから、事件事故には要注意です。
前向きに使えればどんな第4ハウス(家庭)で
あっても関係なく自分の望む姿になれるでしょう。