同じハウスにある天体でも合とは考えませんが、オーバーロードともう一つ

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タイトル通りの記事ですが、同じハウスだからと

言ってコンジャンクションとは考えません。

しかし、オーバーロードともう一つの

考え方があります。

本当にコンジャンクションしている

ステリウム以外です。

まずはオーブの話

オーブ(アスペクトの許容範囲)をある程度

任意で考える場合はありますが、このオーブの

扱いも実は様々な側面があります。

マイナーアスペクトまで考慮してホロスコープを

考える場合一般的なコンジャンクションとして

太陽や月とのアスペクトを8度、その他のアスペクトを

6度もオーブを取ってしまうとマイナーアスペクトまで

採用する前提が崩壊します。

そもそも占星術が数字の意味で成り立っていることを

考えると教科書的なオーブは占星術の前提を

壊しています。

では何故そのような広いオーブを採用する場合が

あるかと言うと実感として機能していることが

多々あるからです。

ですから、その辺りは様々な角度から検証しつつ

さじ加減を行うことになります。

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オーバーロードの話

同じハウスにあるだけで天体をコンジャンクションと

考えることはありませんが、オーバーロードと言って

同じサイン(星座)に天体や感受点が集まっている状態を

把握する概念があります。

特定のサインがとても強調されることになります。

そのことにまつわる様々な影響を考慮して

ホロスコープを読むことになります。

様々な考え方がありますが、もっとも強力な

オーバーロードは個人的な天体と重要な感受点の

組み合わせです。

ステリウムやオーバーロード以外の同じサインに

集まった天体

これは考え方の問題です。

オーバーロードは公転周期を気にしたりしますが、

純粋にアスペクトの問題です。

きちんと考えるには生まれ時間が必要になりますが、

天体や感受点の離れた度数を全て拾うという

スタンスで相性を考えるということです。

冷静に考えたら分かりますがマイナーアスペクトまで

含めて考えても該当するアスペクトが無い場合があります。

無いからと言って該当する天体や感受点の間に何の

結び付きや働きもないわけではありません。

その辺りを丁寧に拾っていくわけです。

ですから、同じサインでなくてもこの手法は使えます。

サビアン度数を基準にして考えます。

このような考え方をすると同じサインにあるものは

コンジャンクションのような影響を与え合うということです。

ただコンジャンクションとはまったく異なります。

サビアン度数は1度ずつ意味が異なります。

それを何度ずつ読むかで読み手の意図が反映されます。

ハーモニック占星術と同じです。

そういう意味ではやはり意味の線引きはあります。

意味を読み手が持ち込むのか、あくまでホロスコープ内の

角度に求めるのかという違いです。

いくつかの知識が複合的に働くので教科書的なものは

ないかも知れません。

このやり方で過去にいくつか記事を書きましたが、

どのページにあるのか分かりません。

5度分割した場合で書いたと思うのですが、そうすると

72通りの意味が生まれます。

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