火星と土星のアスペクトに月が加わった場合

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火星と土星のアスペクトに他の天体が

加わった場合の補足です。

心に闇を育て易い火星と土星のアスペクト

という記事では火星と土星のアスペクトに

太陽、天王星、海王星、冥王星が加えられた

場合に付いて書いています。

上記のリンク記事でサラッと書くことを

避けた天体(感受点)が月です。

理由は月はその人自身だからです。

目次

火星と土星のアスペクトに月が関わると

1、全体的な印象について

2、火星・土星・月のコンビネーションアスペクトを

持つ人自身の内面について

問題点

問題点1、本人自身の生き辛さ

問題点2、人間関係

火星・土星・月のアスペクトの長所

火星と土星のアスペクトに月が関わると

1、全体的な印象について

表面的には、他人からみると非常に冷酷な印象を

与えることがあります。

積極的になればなるほど、本気になれば

なるほどそのような印象を与えるでしょう。

残念ながら意識的に愛想良くしない限り

このような印象を与える可能性があります。

月は本人が意識しない行動パターンを作ります。

しかし、このように見えるからと言って

このようなコンビネーションのアスペクトを

持つ人が冷酷非情なタイプの人ということでは

ありません。

2、火星・土星・月のコンビネーションアスペクトを

持つ人自身の内面について

火星と土星に月(自分自身の気持ちや身体)が

圧迫されますから、生きること自体に

大変さを覚えます。

コンビネーションの構成にもよりますが、実際に

自殺願望の高い組み合わせです。

Tスクエアやヨッド、スクエアの一点がコンジャン

クション、オポジションの一点がコンジャンクション

している場合等はその傾向が強くなります。

このようなコンビネーションのトラインは

非情さ(狭い範囲の気持ちの働きだけを認める)に

安住する傾向もありますが、それがかえって

生き方を難しくする場合もあります。

問題点

問題点1、本人自身の生き辛さ

難しいというのは、火星・土星・月の組み合わせの

アスペクトは生きるために、月(気持ちや身体)が

リラックス出来るだけの心理的スペースを確保する

必要があります。

その技術やエネルギーは他所から手に入れる要素と

自力で組み立てる要素のその人なりの内容があります。

この内容が火星・土星・月の組み合わせを持つ人の

実際のキャラクターを決めます。

月(気持ちや身体)を生かすスペースを確保出来るように

なるまでが、このタイプの人の一つ大きなテーマに

なります。

このテーマがある程度のレベルに到達してしまうと

それに見合った人間的自由が手に入りますが、

対人関係に問題が出るのはこれからです。

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問題点2、人間関係

内面テーマの第1次完成前は、人間関係を

通して被害を受けることはあっても、内面の

葛藤(生き辛さ)が大き過ぎて、自分から積極的に

攻撃することはほぼありません。

それだけ心理的にも情緒的にも飢えている状態です。

ところがこのようなコンビネーションタイプの人が

他に依存しないだけの力が付くと他の人に対して

自分自身の基準や価値をそのまま当てはめて

しまいがちです。

誰でもそのようにして他者と交流するのですが、

火星・土星・月のコンビネーションアスペクト

(特にハードアスペクト)の価値観非常に尖った

ものですから、本人自身は正しいことを

主張しているつもりでも周囲から批判される

傾向があります。

このような傾向は恋愛・結婚生活でも現れます。

恐らく正しいことを主張しているはずなのですが、

曖昧に出来ないキャパシティーの狭さが、他人との

対立を生み易くなるのです。

それでも本気になると命(月)を賭けて動き出すので

普通の人の常識を超えた知性の使い方や行動力を

発揮するために他人に恐れられるようなことになります。

このような特性に知性が伴えばまず負ける戦いを

せずに機が熟すのを待ちます(火星と土星)から、

最終的に何事もやり遂げますから、生きる範囲が

とても狭くなりますから、やはりどこかで冷静に

なる必要があります。

そうは言ってもこの手のタイプの人はそもそもが

感情の冷えからくる独特の冷めた感覚から生まれる

冷静さがあるため、最初からここまでやったら

一度行動を止めて見直すという約束を自分とする

ことをお勧めします。

火星・土星・月のアスペクトの長所

本気になると自分自身を犠牲にしてでも目標を

達成しようとする意思の強さがあります。

人間関係の問題点と表裏一体な部分もありますが、

きちんと自分に合った生き方を選択していれば

これは、かなりの強味になります。

ただやり過ぎると体や気持ちを破壊してしまいます。

必ず休むタイミングを死守することです。

そうでないと目標も達成出来ません。

火星・土星・月のあるハウスやサインによって

他者と関わる場合は、自分の代わりに他人を

犠牲にすることは最初から禁止事項にして

おいた方が良いでしょう。

出来れば単独行動又は少数のチームで行動すると

人間関係のリスクを軽減して長所だけが生かせます。

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