愛の仕組みに翻弄される第1ハウスの月の睡眠

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個人のホロスコープの解釈がどのような傾向を

持つものであったとしても月星座、月のアスペクト、

ハウスを通して周囲の影響を受け取るところです。

それは良いことでも悪いことでもなく

愛の仕組みです。

誰かからの愛がその人に流れ入るために

月はあります。

個人のホロスコープはその内容だけで完結する

存在ではなく、程度の差はありますが、他人の

気持ちやエネルギー、環境の影響から霊的な

気配といった様々なものが作用します。

以前、第4ハウスと恋愛の関係について記事を

書きましたが、第4ハウスの基本星座の

蟹座の支配星である月は、まず母親の感情が

インプットされます。

相性以前の問題として健全な母親は、ある一定の

年齢まで子供の中に自分の感情を注ぎ込んだら、

そこで止めますが中には子供が中学生になっても、

高校生になっても、はたまた社会人になっても

自分の感情で子供を満たそうとする親もいます。

当然、そんな子供に自分の感情は育ちません。

しかし自分が無いわけではありませんから、自分の

感情の方を幻想や幻覚のような感じで自覚します。

これは大変なことです。

自分が夢か現か幻のようになってしまうのです。

このような状態から自分を取り戻すためには

自分を取り出す、若しくは本当の自分に触るための

入り口が必要です。

その入り口とは何らかの傷になります。

一番分かり易いのは自傷行為です。

身体に傷を付けてリアリティを確保します。

痛みや流れる血液によって自分の存在を実感します。

原因不明になり易いのは、失恋であったり

いつも自分の希望する選択を後回しにしてしまうような

漠然とした不満です。

このような愛の仕組みを担う月の働きは睡眠と

大きく関わっています。

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第1ハウスの月だけに限定して言えば、最も母親や

周囲の環境の影響を受けるのが第1ハウスの月です。

上記したような自覚し辛い状態のコンディションの

程度に応じて睡眠の質は良いものになります。

睡眠は愛と繋がっています。

まただい4ハウスのカスプはICであり、それは

地下深く繋がる死者の世界です。

死者と言っても第8ハウスのような死ではなく

先祖代々と言ったような身内の繋がりです。

第1ハウスに月がある人であっても、現実に眠る

場所は第4ハウスになります。

第1ハウスから見て第4ハウスはスクエアです。

何かしら突発的な影響で睡眠の質を壊されないように

先祖に感謝しながら眠ることをお勧めします。

そして第1ハウスの月限定で言えば、母親の呪縛

とまでは言いませんが母親との関係を冷静に

見直して自分の月に溜まっている感情を澄み切った

ものにする手続きを行って下さい。

月のアスペクトやサイン(星座)によって、どのような

感情で満たせば良い眠りになるのかは、それぞれです。

もちろん、月を満たす行為は起きている時間に行います。

月がハードアスペクトな人は、ある程度癖のある刺激で

満足感が得られるかも知れません。

月は気持ちだけでなく身体も意味しますから、

心身ともに満たした方が眠りの質は上がります。

もっとはっきりと言えば性的なニーズを満たすことが

睡眠と繋がる感受点もあります。

運動と言った火星の燃焼もあります。

第1ハウスに月があるということから考えられるのは

母親や周囲の影響だけです。

そこからどう対処するかは、その人の個性に関わる

問題になります。

眠りの質が良くなれば日常のパフォーマンスが

向上し仕事の成果も上がります。

肌も綺麗になります。

体調が良ければ様々な感度が良くなりますから

恋人との関係も深い満足をもたらすでしょう。

一度良いスパイラルに入るとほとんど意識しなく

なるのが睡眠ですが、不摂生や多忙、無理が重なって

おかしくなると根本から崩れていくのも睡眠です。

第1ハウスに月がある人は心の底で感じている

本当の母親との関係や周囲の環境を素直に

見つめ直して、どこから改善すべきか考えて

取り組むことをお勧めします。

生活リズム、食事の摂り方、入浴、運動等々

基本的なベ-スが大切なことは、どのハウスの

月も等しく大切なことです。

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