記事タイトルは、「自分の愛情傾向に向く相手、
向かない相手の考え方」ですが、今回は
アスペクトに関しての内容です。
一時期、意気投合しても交際していると違和感が
大きくなる場合は愛情に関する感じ方や姿勢が
違うことが考えられます。
結婚の相性は、関係が長期化しますし、お互い
素の自分を見せる関係ですから月星座の相性が
大切ですが、仮にそこの相性が良くても
ケンカが多くなる場合があります。
その前段階としては多くは恋愛があるでしょう。
その場合は金星や火星のアスペクトを
比較してみて下さい。
重要なポイントは、ソフトアスペクトを
持っている人はソフトアスペクトも持っている
相手と愛情のスタンスが似ているから相性が
良いという点です。
これはハードアスペクトを持っている人も同じで
同じようにハードアスペクトを持っている相手の
方が感じ方を共有出来るのです。
どんなにハードアスペクトの人がソフトアスペクトの
人に憧れても実際に交際が長くなると、その甘さに
苛立つ場面が出て来ます。
特に月にハードアスペクトを持つタイプの人は
自分だけの親友、恋人、パートナー
(ソフトアスペクト持ち)だと思っている相手が
多くの人に同じように優しい面を見せると
かなり苛立つでしょう。
そして実際に粘着質的に絡むでしょう。
もちろん、ホロスコープは全体的に働くものですから
愛情に関する姿勢の違いを補え合える何かがあれば
何とかならなくもないですが、傾向としては
危機感を煽るような状況を必要とします。
一番、簡単なことはケンカです。
そのような気持ちを表現出来ないハードアスペクトを
持っている人は、仕事が不調になったり、愛情問題が
こじれたり、苛立ちから健康を害したり、関係のない
第3者に絡んだりとアクシデントが多くなります。
子供であればイジメをしたり、大人であれば会社で
パワハラする場合もあるでしょう。
このようなケースは親や配偶者に頭が上がらない
タイプと相場が決まっています。
1、ソフトアスペクト
例えば金星と火星のアスペクトは恋愛と大きく
関わっています。
これらのアスペクトがセクスタイル(60度)や
トライン(120度)であれば、穏やかな恋愛を
好みます。
金星や月が他の天体や感受点であっても
ソフトアスペクトであればその働きは基本的に
穏やかです。
2、ハードアスペクト
例えば、金星と火星のアスペクトがコンジャンク
ション(0度)やセミスクエア(45度)、スクエア(90度)、
オポジション(180度)の場合は、激しい恋愛を
好みます。
月星座や太陽星座の関係で、意識の上で激しい
恋愛を好まない場合は、無意識に厳しい状況を
作り出す場合があります。
結果的に激しい恋愛と似たような状況になります。
浮気、堕胎、三角関係、不倫等々です。
このように書くと運命のように捉える人がいますが
そこは調整次第なところです。
どんなアスペクトでも放置は駄目ですし、そもそも
アスペクトは動きです。
金星とアスペクトする相手が火星ではなく木星や
土星、天王星、海王星、冥王星であれば意味や
激しさも変わっていきます。
3、インコンジャクト
金星に限らず月がインコンジャクトのアスペクトを
持つともっと厄介です。
インコンジャクトは動機が曖昧なままになり易い
傾向があります。
それは体調、状況、環境でインコンジャクトの
両端の天体が具体的に調和するポイントが
変化するからです。
しかもインコンジャクトがあるとどうしても
心が狭くなります。
深さは別問題です。
狭いという意味は、独特の価値観になり易く
許容範囲が狭いという意味です。
この価値に併せてくれる相手を探すのは
大変ですから、このアスペクトを持っている
人自身が妥協することが多いでしょう。
そうすると恋人やパートナーのちょっとした
言動にかなりの苛立ちを感じながら
我慢することになります。
4、他のアスペクト
他のマイナーアスペクトも基本的にハードアスペクト、
ソフトアスペクトで考えられます。