1、第3ハウス冥王星の仕事運
2、月星座について
3、太陽について
4、火星について
5、12ハウス別、水星について
1、第3ハウス冥王星の仕事運
第3ハウス冥王星の仕事運とした理由は
第3ハウス冥王星は、恋愛運よりも仕事運を
上げることに生かし易いからです。
このハウスにある冥王星の探求心には際限が
ありません。
このような探求心を仕事ベースで考えると
コンピュータープログラムのような情報を
扱う分野に向きます。
プログラミング、WEBデザイン等のソフトウェアに
関する技術をイメージして頂けると良いと思います。
コンピュータープログラムと言っても
開発の側面の強いエンジニアの場合もあれば
プログラム教育のような場合もあるでしょう。
2、第3ハウス冥王星を生かす月星座について
さて問題は、ここからです。
第3ハウス冥王星を生かすためには、どのような
天体や感受点の配置があると良いのか、いくつか
考えてみます。
キーワードは情報を扱うという部分です。
「1」であげたプログラミングのような情報であれば、
月星座は牡羊座が象意と合うでしょう。
月星座が牡羊座の場合は、何かしら大きな感動が
第3ハウス冥王星の探求心を目覚めさせ易く
本や映画を通して学んだことが大きな動機に
なり易い傾向があります。
それ以外には、水瓶座や双子座も良いかも知れません。
逆に水(蟹座、蠍座、魚座)のサイン(星座)は、異なる
情報を扱った方が第3ハウス冥王星の探求心や
分析力と言ったものを発揮し易いでしょう。
3、第3ハウス冥王星を生かす太陽について
第3ハウス冥王星の探求心を妥協しないという
観点で考えると第1ハウスにある太陽は
良いかも知れません。
第3ハウス冥王星の探求心は他者に配慮すれば
するほどその威力を失います。
人間関係を損なってしまえば仕事運も消失しますが、
能力を全開で発揮するという面では、自我の塊の
ような第1ハウス太陽がベストかも知れません。
組織的な使用になりますが、第8ハウスの太陽も
第3ハウス冥王星の探求心を生かせるでしょう。
第1ハウス太陽は、個人プレイです。
集団であれば自分がトップになるしかありません。
第8ハウス太陽の場合は組織プレイですから
他人が与えたテーマに沿う器用さと柔軟さが
必要になります。
4、火星について
第1ハウス、第3ハウス等が第3ハウス冥王星の
探求心を生かし易いです。
第10ハウスにある火星は仕事として有用性を
認識出来ればそれなりに力を発揮しますが、
第10ハウスは大人の損得が絡むので爆発的に
力を出す感じではありません。
5、水星について
実は水星はとても重要です。
水星次第で探求心の方向性はいくらでも変わります。
第1ハウス水星
とても反応が良い知性ですが、一つの物事を
掘り下げる根気が続くかが問題です。
第3ハウス冥王星の探求心を生かせるかどうかは、
水星のアスペクトや太陽や月のサイン(星座)に
負うところが多いでしょう。
第2ハウス水星
情報や知識を財産だと気付くと第3ハウス冥王星の
探求心が生かせます。
第3ハウス水星
情報を表現する方向で伸び易くなります。
第4ハウス水星
働き方としては自宅で仕事をすると良いですが、
それが第3ハウス冥王星の探求心を生かすか
どうかとは直線的な繋がりはありません。
どちらかと言えば常識的な発想をする水星になるので
生かし難いでしょう。
神話的な知識と相性が良い側面があります。
第5ハウス水星
主観的表現に向く知性です。
表現方法に関する探求心はあります。
遊び心が生かせる分野が良い知性です。
第6ハウス水星
プログラミングのような情報の扱い方に
適正があります。
開発よりも指導向きです。
第7ハウス水星
極端な探求心は生かし難いかも知れません。
人と人を繋ぐような知性に関心を向けて
掘り下げることに可能性があります。
第8ハウス水星
人そのものに関心が向き易い水星ですが、
限定された方向に探求心が伸びていきます。
組織の目標次第でしょう。
第9ハウス水星
技術的な情報ではなく学術的な知識に関してなら
第3ハウス冥王星の探求心を生かせるでしょう。
第10ハウス水星
あらゆる職業分野に適応する可能性がありますが、
社会性を重視する姿勢が第3ハウス冥王星の探求心を
阻害する可能性があります。
第11ハウス水星
目的意識次第でかなり変わる水星です。
目的意識が高くなれば、第3ハウス冥王星の探求心は
生かせるでえしょう。
第12ハウス水星
心理や精神医学、スピリチュアルな方面に
第3ハウス冥王星の探求心が伸び易いでしょう。