生まれ時間が分からない時の第8ハウスの利用方法

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例えば第8ハウスは再び生まれ直す場所という記事の

ような書き方をしていますが、第8ハウスは死、

性的行為、大組織、心霊現象、金融関係等々

様々な象意があります。

第8ハウスの基本星座は蠍座であり、その支配星

である冥王星は死と再生の働きを持ち、個人の

ホロスコープでは人格を変容させるような働きを

作り出します。

このような働きをを再び生まれ直す作用が働く場所

として積極的に使うことを勧めているわけですが、

その理由は厄介な環境に生まれた人や納得出来ない

状況にはまっている人ほど小手先の変化では

どうにもならないからです。

人や組織と積極的に交流して本質的に変化するしか

根本的な改善は無理です。

それはそれまでの自分が消えてしまいそうな中で

新しい要素を吸収し本来自分が持っている潜在的な

可能性を表に引き出すプロセスの繰り返しです。

第8ハウスを安全に利用し確実に成果を上げるには、

自我を放棄しつつもあらゆる感覚を開いたまま

得られるものは全て得るような無酸素運動のような

状態を繰り返すことになります。

どこかで自分らしさという酸素を吸いに上がって

こないと自分と異なるものの中に吸い込まれて

しまいます。

第8ハウスを本気で利用するほどのことでなくても

何かを新しいチャレンジをすることは、多かれ

少なかれ勇気が必要です。

どのような形で第8ハウス的環境に飛び込んでいくかは

ホロスコープが示すようにそれぞれ異なります。

ハウスを利用するには正確な生まれ時間が必要になります。

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しかし正確な生まれ時間が分からない人もいるでしょう。

それでも赤の他人ではなく自分のことですから

今までの人生経験を通しておおよそのホロスコープは

推理出来るはずです。

そのホロスコープが100パーセント正しいことが

理想的ですが、数分で1度ずれていくアセンダントを

完全に推理出来なくても不思議ではありません。

しかしそれでも構いません。

なぜなら生まれ変わりたいと願うような気持ちを

変な形で失敗して無駄になるような悲しい思いを

しないためには取りあえずの仮説みたいなものが

絶対に必要だからです。

勇気が必要と言っても何の仮説もなしに当てずっぽうに

努力したら必ずどこかの時点で燃え尽きます。

そして死ぬほど頑張ったけれども無駄だったと思います。

それで寿命が尽きればまだ美しく死ねますが、こんなこと

なら頑張らずに適当に生きていれば良かったとか

思いながら痛みを快楽で誤魔化しつつ腐っていく自分を

自覚し、ゆっくりと駄目になっていく自分の映像を

他人事にして、ただ生きていくことは本当に残念な姿です。

このままではどうにもならないと思ったからこそ

頑張らずにはいられなかったはずですし、一時は何かを

信じて純粋に全力を尽くしたはずですから、あまりにも

気の毒です。

頑張った結果このような状態にならないために

ホロスコープを活用することは一つの有効な

手段になります。

ホロスコープを利用して取りあえずの仮説を立てて

一歩踏み出してみるのです。

実際に動き出せば気持ちが動きます。

真剣に推理したホロスコープであれば必ず何らかの

自分に対するフィードバックが得られます。

仮に大幅にずれていても様々なポイントが頭に

入っているので必ず修正が出来ます。

実際の成長は気持ちが動いた分だけ起こります。

仮に一生懸命に推理したホロスコープが間違っていても

成長することに何の支障もありません。

都度都度修正していけば良いだけです。

ホロスコープが正しいかどうかが大切ではなく、

どれだけ気持ちが動いたかが重要です。

流石に生年月日はあっていて欲しいですが、生まれ時間を

推理する方法はいくらでもあります。

行動した後にフィードバック出来る仮説があれば

使いものになります。

正しい生まれ時間のホロスコープであっても他人の解釈を

鵜呑みにしただけではフィードバックに耐えられません。

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