私たちは、誰か又は何かを通してしか自分に
触れることが出来ません。
自分を感じられないと恐ろしく不安になりますから
幼児さんは、自分本来のニーズや相手が持っている
要素と関係なくまず確かさを求めます。
もちろん、中には極めて幼い頃から自分のニーズを
知っている強烈な個性を持った子供もいますが、
多くの子供は保育園に預けられるような個性です。
保育士の方々がお世話をしてくれる範囲で何とか
ニーズを満たすことが出来ます。
成長していくと自分の中にある細かなニーズに
気が付きますから保育士さんに限らず両親で
あっても子供のニーズを適切に扱うことは
困難になります。
自立と言った面からも少しずつ自分のニーズを
自分で満たせるようになることは重要です。
その最も重要なものは性的な関係の問題です。
ここに親が介入してくるとその程度に応じて
異常事態です。
東出昌大さんはノード軸と土星がスクエアの
可能性があります。
このようなアスペクトは、何らかの抑圧、
多くの場合は家庭に関することで、自立し難い
状況にあったことが窺われます。
推理したホロスコープでは東出昌大さんは、
第８ハウスに土星があります。
第８ハウスは結婚生活と同時に親を含めた
深い感情の交流も意味します。
このようなハウスに土星があると親密さに対する
感覚を閉ざしている可能性が非常に高く
目の前の相手と関係なく自分の中にある
愛情確認のパターンを繰り返そうとします。
その結果、目の前にいる人間の細かな個性はあまり
関係がなくなります。
自分の愛情確認のパターンを繰り返し行うことが
出来るかどうかということが問題になります。
東出昌大さんは、ドラゴンヘッドと金星が
コンジャンクションですから愛され易い側面があります。
このようなタイプの人は幼児さんの頃は特に
お人形さんのような可愛がられ方をします。
特に一般的な母親からすると可愛らしい子供になります。
そのような資質が悪く働くと実際の自分が成長し難く
なる傾向があります。
俳優としては演技力の問題でしょうし、人生レベルでは
母親からの自立の問題になります。
大人の女性なら感じることですが、お互い恋人や
パートナーとして向き合った時にそこに自分の心を
見ている人間がいるのかどうかは大問題です。
ドラゴンヘッドとドラゴンテイルが作るノード軸に
土星がスクエアが場合は、ハウスの問題も考慮は
しますが、家庭(特に母親)の抑圧がどのような面に
向かっているか考えた方が良いかも知れません。
もし東出昌大さんの第５ハウスにリリスがなくて
そのような抑圧を伴った姿勢が母親の範囲に
収まったままであれば恐ろしいことになります。
タブーの一線と言うか境界線を彷徨いかねません。
男性パートナーの不倫レベルで問題になるのは、
相談レベルになるのは、精神的なものが
ほぼ１００パーセントですから、あくまでも
可能性です。
しかし心は母親で体だけ求められても、それはそれで
始末が悪いものです。
本当に目の前の女性の精神に意識が向くと出来なく
なるようなタブーを複数回、長期間に渡って
犯せる理由は、母親イコール善のパターンを
繰り返しているだけだからです。
何が悪いことなのか頭で理屈は何となく分かっても
実感出来ないのです。
そうやって愛されてきたから、許されてきたからです。
無意識に蓄積された母親の愛はプラスのものでも
マイナスなものでも簡単には変化しません。
愛人関係で産ませた子供の養育費を払い続けても
子供には会わないとか、そのような意味をちゃんと
考えるとそこに心と心の向きあった愛がないことは
簡単に理解出来ます。