二つの上記リンク記事に太陽と月の中間度数
(ミッドポイント)について少し書きましたが、
ミッドポイントの利用方法は厳密な生まれ時間を
必要としない天体の中間度数に対する意味を
考えることも出来ます。
ただし生まれ時間が不要で度数が正確になれば
なるほど、その天体は多くの同世代の人に
当てはまることになります。
つまり誰にでも当てはまる可能性が高くなります。
ミッドポイントにおいて金星は、生まれ時間が
必要になる天体です。
ミッドポイントのオーブは最大でも２度以内に
留めますが、金星は生まれ時間を正午計算で
行うと約１度ずれることが多々あります。
そうするとオーブの適用外になります。
それでも大幅に外れるわけではないので
可能性の一つとして仮説を立てる材料にすることは
出来ますが、その内容をフォローするポイントが
ホロスコープに無ければ危ういです。
太陽と月の中間度数(ミッドポイント)と同じように
重要なポイントして扱うわけではありませんが、
生まれ時間が分からない場合に参考にしてみる
ものとして取り上げます。
考え方によっては中間度数は４０種類あげる人も
いますが、今回は太陽について取り上げます。
太陽と金星の中間度数で愛情について考えます。
太陽と木星の中間度数で可能性や転機について考えます。
太陽と海王星の中間度数で病気や抑圧されている
内容について考えます。
太陽と冥王星の中間度数で発展性について考えます。
太陽とドラゴンヘッドの中間度数で家庭について考えます。
太陽とアセンダントの中間度数で他人から
影響について考えます。
太陽とＭＣの中間度数で自己実現について考えます。
以下はトランジットの天体の影響です。
採用するアスペクトは、コンジャンクション
スクエア、オポジションです。
上記の中間度数に
トランジットの太陽が影響すると
物事が大きく動きます。
トランジットの金星が影響すると
愛上面に影響があります。
トランジットの火星が影響すると
やりすぎてしまうことを表します。
トランジットの木星が影響すると
中間度数のある意味が良い意味で曖昧になります。
トランジットの土星が影響すると
課題として浮上します。
トランジットの天王星が影響すると
人間関係ならば距離を求めます。
物事なら変化を求めます。
トランジットの海王星が影響すると
抑圧的な影響が表れます。
トランジットの冥王星が影響すると
その内容が極端になります。
その結果、発展するのか駄目になるのかは
別問題です。