「7ハウス 冥王星 離婚」というキーワードで
ブログが検索されていましたが、そのキーワードで
検索しても何もヒットしないので書いています。
結論を最初に言えば、第7ハウスに冥王星が
あっても離婚するとは限りません。
どのようなハウスに冥王星があっても離婚する時は
離婚します。
冥王星とハウスの一般論としては、そのハウスの
テーマに関して強烈にアプローチしたくなったり、
そうしないといけないような大変な状況を
押し付けられたりするような感じになるという
ことであって、必ずしも不利益を意味するわけでは
ありません。
冥王星の影響自体はコントロールすることは
出来ませんが、冥王星のあるハウスのテーマに
積極的に取り組むことは出来ます。
積極的と言っても何かに煽られたような感じで
流されると取りあえず吹っ飛ぶと言うか
押し流されます。
人によっては冥王星を封印する場合もあるでしょう。
最も分かり易いのは第2ハウスの冥王星や
第10ハウスの冥王星ですが、お金が欲しかったり
社会的な地位が欲しいのにチャレンジする
リスクを回避したことでお金儲けや出世について
否定的な見解を述べる人もいます。
実際に冥王星のあるハウスのテーマと真剣に
渡り合うことは自分の影と争うような危険があります。
前置きが長くなりますしたが、そこで第7ハウスの
冥王星ですが、結婚やパートナー問題は生活の一部
であってなかなか「じゃ、止めます」とはならない
内容になります。
実際に結婚して「結婚はもうこりごりです。
後は独身で良いです。」という人はいます。
それはパートナー運に冥王星が影響するとかなり
個性の強いタイプの人を選んでしまうからです。
第7ハウスに冥王星がある人と交際したり、
結婚すると個性を強烈な発揮するという
言い方も出来ます。
第7ハウスの基本星座は天秤座ですから
他人の踏みいられ易い、混乱させられる
というような側面があります。
ですから選択の段階で受け身になると離婚の可能性は
高くなる可能性があります。
どんな難しいアスペクトでもそうですが、そのような
ものは困難と戯れるくらいのつもりで楽しむ
しかありません。
それは無意味な苦労をするという意味ではなく
磨けば光る部分ということです。
第7ハウスに冥王星があるタイプの人は、相手が
人間ですから自分が損をしてでも能動的に愛せる
タイプの人を選べば良いだけです。
逆に言えば楽をするために選ぶと冥王星の破壊的な
側面が表れる傾向があります。
「だったら独身で良い」と言うのも選択肢の一つです。
どんな占星術的象意でも説明の仕方は色々ありますが
冥王星のあるハウスはロデオの暴れ牛みたいな
ものですから乗りこなせれば、それなりに
面白いのではないでしょうか。
乗りこなすことでしか得られない充実感、満足感、
プライド、自信、強さ、洞察力等々その人に
必要な大きな体験、能力が得られる部分です。
冥王星は自分を押し売りしてきますから
いなすのは大変です。
かと言って安直に何でもかんでも受けて立てば
良いとも言えない側面もあります。
そんな冥王星のあるハウスにも一つの正解があります。
その内容をフォローする他のポイントは必ず
複数あります。
それをホロスコープ内に見つけることです。
ホロスコープの内容は冥王星だけで決めるものでは
ありません。
その中のどんな要素を自分が引き受ければより豊かに
なれるのか、冥王星の美味しい部分が得られるのか、
他のフォローする内容から知ることが出来ます。
そのような読み方は様々なポイントの内容の置き替えが
理解出来ないと難しいかも知れませんから、気になる方は
詳しい人に見てもらうのも手です。
どんなホロスコープにも必ず成長の意思みたいな
ものが必ずあります。
その方向でお互いのポイントが内容をフォローして
活動が円滑にいくように支え合っています。
第7ハウスに冥王星がある人は対象が人間関係なので
フォローする内容を比較的見つけ易いハウスになります。