という記事に
「相性には２種類あります。
一つは、長い人生の中である一時期にだけ相性の良い
点のような相性です。
もう一つは、生きている時間全体の相性です。
相性が良くないように思える点(良い緊張部分)が
あっても生きる方向性の相性が良かれば長続き
しますし、なんだかんだ言ってもそのような相手は
良いパートナーです。
お互いの個性が伸びていくために良い関係です。
この相性が悪ければ、どんなに一時期
盛り上がっても遠からず別れます。」
と書きましたが、生きている時間全体の相性を
考える方法について書いていませんでした。
恋愛運でも仕事運でも最終的にはホロスコープ
全体を読むことが大切ですが、運勢別で勧められる
見るべきポイントが違うのは、その部分に象徴的に
表れるからです。
ホロスコープを通して自分が恵まれているポイントを
見る方法があります。
どこに表れるかと言うとパート・オブ・フォーチュン
と呼ばれる感受点で考えるのが一般的です。
パート・オブ・フォーチュンの採用の仕方は
諸説ありますが、夜生まれの人は
パート・オブ・スピリットも参考にしてみて下さい。
経験上、夜生まれもパート・オブ・フォーチュン
で良いのですが、パート・オブ・スピリットも
バランス良く考えると更に良いものになります。
この感受点が示す内容が似ていると生きている
時間全体の相性(人生レベルの相性)が良い
傾向があります。
パート・オブ・フォーチュンのサイン(星座)や
ハウスを確認すればだいたいの雰囲気は直感的に
理解出来ますが、それだけでは自分が恵まれている
ポイントの詳細について把握することは難しい
面があります。
つまりどのように相性が良いのか曖昧な状態に
なりがちです。
丁寧に二人の幸運のポイントについて理解する
ためには、この感受点が示す内容をどのような
天体や感受点、アスペクトが内容をフォロー
しているのか３～５くらいは拾い出してみると
良いかも知れません。
そのような感じで掘り下げるとかなり具体的に
把握できるようになります。
二人のパート・オブ・フォーチュンの内容を
フォローしている部分の中で共通する部分が
お互いの個性にとって重要であったり、
その内容を一緒に追い求めるような生き方が
出来るようならば人生レベルの相性が良いと
言えます。
そのような相性であっても二人でその幸福に
ついて実際に築き上げていくことが大切です。
幸運のポイントを頭で理解出来ても親を始め
とする周囲の影響に流されてしまい実際に
そのポイントを大切に出来ない場合もあります。
そのような場合は自分にとって大切ではない
価値を守る仮面夫婦をやれる相手と暮らす方が
当面の満足度は高くなります。
人生レベルの相性は自分に正直になることから
始まります。