という記事を書きましたが、他にも様々な
パターンがありますが、太陽と冥王星の
インコンジャクトを取り上げた理由は、強制的な
努力をさもそうならなければならないように
自分自身も感じるからです。
そもそもの問題として全ての天体や感受点が
同じサイン(星座)という人はいません。
太陽星座は自分自身を積極的に投合する場合は
強く働きますが、そのような意思を放棄すれば
かなりうやむやな働きしかしません。
外出する時に洋服を着るように対社会的な意識を
強く発揮しようとする時に太陽星座は存在を
明確にし始めます。
固い殻に守られた空間に閉じこもっている間は
月星座の感覚の方がリアリティーがあります。
ただ太陽と月は常にセットで働きますから
ミッドポイントというモチベーションアップの
ポイントを考えたりします。
もうこの時点で太陽星座の中に月星座の影響は
強く働きかけてきます。
そう考えると太陽星座と月星座をセットで考える
キャラクターが大切になりますが、このキャラクター
でさえやる気次第でミッドポイントのサイン(星座)色が
強く表れたりします。
このような核となる部分にアングルと言われる
アセンダント、IC、MC、ディセンダント等の
重要部分があり、その他の天体や感受点が
多彩な要素を加えてきます。
しかもそれらの特性は活躍し易い環境(ハウス)で
特徴を表し易くそうでない場合は沈黙したりします。
このように様々な要素を羅列する理由は、だから
色々考えても無意味ということではなく、常に
自分にとって相応しい環境に移動したり、整えたり、
場合によっては一から作り出すことが重要になる
ということです。
苦しんでいる時ほど自分にとっての正解を求めて
混乱を深めていき易い傾向が発生し易くなりますが、
適切な答えは常に流動的です。
圧倒的な力を持っていれば別ですが、ほとんどの人は
状況に対して適応することが大切です。
仕事であれば転職であり、愛情関係であれば別れ、
離婚といった判断も時には必要になります。
圧倒的な力を持っていれば別ですが、ほとんどの人は
状況に対して適応することが大切です。
どのような形で適応すると良いかと言うと
結論だけ言えば自分にとっての正解は、太陽星座に
あります。
ここを放棄すると自分をコントロールしながら、
つまり責任を持ちながら状況に対して適応する
ことが出来なくなります。
コントロールを放棄するならば月星座を中心に
考えて保護されることも必要です。
苦しい時ほど太陽星座の内容は面倒臭く感情のままに
動こうとする衝動が強くなりますが、それは自分を
見放してしまうこととかなり似ています。
太陽星座だけを単純に考えたらホロスコープの
要素のほんの一部分ということになりますが、
その中身はそれぞれ大きく異なります。
中身をきちんと感じることが出来れば、外側の
部分の動きをコントロール出来れば目的地に
辿り着くことが出来ます。
あんまんの中身がカレーになればカレーまんに
なったり、中身がピザになればピザまんになります。
同じ外装の自動車でも排気量やエンジンの仕組み、
足回りが違えば性能や乗り味も異なるでしょう。
しかしボディが同じであれば同じ車という言い方も
出来ます。
そして運勢は性能云々よりもドライバーが状況に
相応しい運転をすることの方が大切です。
みんなが60キロで走行している時に一人だけ
100キロで走るような行為は長期的には続きません。
自動車で考えると世界は小さくなりますが、一輪車に
乗っている人もいればジェット機の人もいます。
何にしろ細かい点よりも自分にとって正しい運転を
することの方が大切です。