月星座タイプの人にとって大切なこと

sponsored link

占星術的にその人の基本的なキャラクターを

考える場合、太陽と月の組み合わせを重視しますが、

ハウスやアスペクトの様々な影響を受けることで

太陽星座側の価値に人生のウエイトがかかっている

タイプの人と月星座側に重心がある人に分けられます。

虐待や何らかの形で生き辛さを感じる人の多くは

月星座側に重心がある傾向があります。

それは、社会的な理想を叶えるよりも自分の世界で

クリエイティブに生きようとする生き方の好みです。

クリエイティブに生きると言っても月星座の世界の

創造性は、分かる人にしか理解されません。

何故なら月星座の世界は発展することのない

そのままの世界だからです。

誰かを楽しませるための創造性ではなく自分が

生きるために修復し続けるような活動を延々と

繰り返します。

延々と繰り返すと言っても機械的な作業を繰り

返しているわけではなく、パターンはありますが、

それなりにかなり複雑な世界になっています。

そして太陽星座が精神性の発展という意味で

いくらでも上昇していくように、月星座の世界は

いくらでも下降していきます。

sponsored link

どれくらい下降出来るのか本当の底は知りませんが、

それは愛する人とすれ違っても声をかけようとしても

声が出ない世界です。

仮に愛する人が自分自身に視線を向けたとしても

認知されない世界です。

同様に自分自身が愛する人に視線を向けても

認知されません。

どちらにしてもあまりにも極端なことにならない

ためには、太陽星座タイプの人も月星座の要素も

大切ですし、月星座タイプの人も太陽星座の要素も

同じ様に大切です。

結局はバランスの問題になります。

月星座の世界で安易にリアリティーを求めると

「痛み」に頼ったり、親近感を感じるようになります。

それは場合によっては自傷癖として表れることがあります。

自傷行為は良いことではありません。

そのような状態に陥らないために月星座タイプの人は、

常に自分の世界を修復し続ける必要があります。

月星座の世界は、簡単に綻びますからせっせと

繕う必要があるのです。

月星座タイプの人にとって繕う力は太陽星座が

表します。

太陽星座の実務は水星や金星と言った天体が担いますし、

月星座タイプの人の脆弱な部分は、土星が防御壁として

機能します。

土星は、木星や火星もセットで働きます。

結局、ホロスコープ全体ではないかと思われるかも

知れませんが、月星座タイプの人は居心地の良さや

懐かしさを感じる方向に対して自分に与えられた材料を

組み立て直していくだけであって、太陽星座の人が

何かしら社会的な価値を自分の目的にする場合でも

天体や感受点の働きは同じです。

ただ用いる際の意図が異なるだけです。

しかし月星座タイプの人にとって不必要な出世や

自分の快適な世界を破壊するような労働は過剰なものと

見なしますから意図が違えば感じ方はまったく異なります。

月星座タイプの人にとって日々の修復作業は、生命線です。

月星座タイプの人にとっての修復作業は、太陽星座タイプの

人にとっては単なる雑用に見える場合が多く、出来る限り

無駄を省き効率良く片付けるものです。

太陽星座タイプの人にとっては、目的を完成させることが

第一ですから当然です。

このブログは虐待や何らかの理由で生き辛さを感じている

人に向けて書いてきました。

救済の最終的な形として太陽星座の価値は正解の一つ

なのですが、月星座の世界の中で幸せになりたい人も

いますし、それが向いている人もいます。

救済と書きましたが、救済自体が「余計なお世話」

という言い方も出来ます。

そうなると月星座の世界に必要なキーワードは

「修復」です。

月星座の世界は水の世界に似ています。

個性(傷の深さ)によってその人の住む月星座の世界の

深さは異なります。

その時に太陽星座は酸素であり、水の底に向かって照らす

光となりますから、やはりそれなりに重要な存在です。

月星座タイプの人もやはり太陽星座を適切に使わなければ

間違いなく不幸になります。

色々と考えたのですが、このブログは月星座タイプの人に

向けて書いていこうと思います。

前述したように占星術的な意味は太陽星座タイプの人も

月星座タイプの人も同じですが、それらを用いる意図が

異なることで感じ方はまったく違ってきます。

そのような「ズレ」や「ブレ」を出来るだけ小さくするため

月星座タイプの人に向けた月星座の世界の修復について

書いていこうと思います。

太陽星座側から応援記事を書いていこうとしていたので

大転換になりました。

sponsored link
コメントの入力は終了しました。
error: Content is protected !!