引き裂かれた心の再生(冥王星と第8ハウス)

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冥王星とアスペクトを作る天体に関しては、

その精神的な象意が引き裂かれている状態を

表している可能性があります。

もちろん再生の道筋もあるのですが、どこかで

引き裂かれる場面が発生する傾向があります。

占星術的にはトランジットの天体の影響が

引き金になるという言い方も出来ますが、

そのような運命論的な発想をしなくても

薄々感じるものです。

だからこそ漠然とした不安として気持ちが緩んだ

時や何かの変わり目に感じたりします。

人によってはいきなり強烈に感じる場合もあります。

そのような時は、冥王星とどのような天体や

感受点がアスペクトを作っているかとか、

それらの天体や感受点がどこのハウスにあるのか

調べると引き裂かれた感情の種類やそれが

どのようなシチュエーションで傷むのか考える

ことが出来ます。

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そしてもう一つは第8ハウスです。

第8ハウスは死と再生のハウスと言われています。

第8ハウスのサイン(星座)は、人それぞれですが、

そのテーマを新たに統合する仮定で深い感情が

引き裂かれることを暗示しています。

占星術的な説明は、死と再生ですが、現実の

私たちの心が引き裂かれた後に無事に再生される

保証はどこにもありません。

頑張って心の傷を統合することで再生するのです。

引き裂かれた心がどのようなプロセスを経て

再生されるのか、再生にどれくらい時間がかかり

そうなのかは冥王星のアスペクトや第8ハウスの

コンディションがどのような状態なのか個別に

考える必要があります。

もし第8ハウスに月と海王星のコンジャンクションが

あれば、具体的な事実とは別に強い不安として

迫って来るでしょう。

このような不安に心が引き裂かれる場合は、根本的な

原因を特定することは難しいかも知れません。

トランジットの影響で具体的な問題として何らかの形で

仮の姿を現した時にそれを通して再生するしか

ないかも知れません。

心の問題をそのまま心の問題として扱うことは

難しいものです。

自分で自分自身の太陽星座を扱える状態ならば

何かを通して自分の心に触れられる方法を

確立するのが一番の早道です。

確立するまでは手間ですが、一度心に触れる方法が

出来てしまえば日常的にケアをすることが出来ます。

心を自力で再生出来ない人は、自分自身の心に

触れる方法が無いことが原因です。

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