「ホロスコープ死にたい」というキーワードで
検索されていたので、月星座タイプの人が
特別なトラブル等がない場合で希望を失い
生きる支えを内面から失っていく場合を
書きます。
何らかの原因があれば、どんなホロスコープで
あっても一時期的に死にたいという感情に
捉われることは誰でもあります。
問題は、根本的に生きるエネルギーが
消え去っていく場合です。
結論を最初に書くとネイタルのホロスコープの
月に対してトランジットの海王星がハード
アスペクトを作る場合です。
このようなタイミングは、気持ちが簡単に
折れる傾向があります。
簡単というのは、それまでの積み重ねがあって
繊細になっているところに最後の軽い諦めを
簡単と表現しているだけで積み重ねが長いほど
生きる力を根本的に消してしまいます。
人は、様々なショックに耐える強さを持っていますし、
重圧にも簡単には負けません。
このような強さを発揮出来るのは、心の中に
希望(自分を支える幻想)を持っている場合です。
希望を失えばどんなに恵まれていても心は折れます。
そもそも希望は、客観的なものではありません。
何らかの理由で希望と感じられる幻想が支えています。
希望を支える幻想のほとんどは愛に対する期待です。
若しくは、その裏返しの憎しみです。
どちらにしても根拠はありません。
ただ様々な条件が重なることである幻想が希望
としての働きをします。
このような希望から魔法が失われただの幻想だったと
気が付く傾向があるのがネイタルのホロスコープの月と
トランジットの海王星のハードアスペクトです。
(トランジットの冥王星は、実際のトラブルとして
表れ易い傾向があります。)
ただネイタルのホロスコープの月と言っても、
月のコンディションも重要です。
コンディションとは、月のあるハウスやネイタルの
ホロスコープの月の持っているアスペクトです。
この記事の最初で月星座タイプの人と限定したのは、
ネイタルのホロスコープの月が元々生き辛い条件を
持っている人を指しています。
このようなタイプの人は、生きるために幻想(希望)を
支えにすることが多くその幻想(希望)が破裂するのが
ネイタルのホロスコープの月とトランジットの海王星の
ハードアスペクトというタイミングです。
トランジットの海王星を取り上げましたが、
ネイタルのホロスコープの月のコンディションが
悪い人は、トランジットの火星、土星、天王星、海王星、
冥王星がハードアスペクトを作るタイミングは
無理や無茶はしない方が良いでしょう。
月のコンディションが悪いパターンを羅列しても
良いのですが、ホロスコープは全体的に捉えずに
一部だけを取り上げて死にたいホロスコープと
解釈されても対話したりしてフォロー出来ないので
今回は割愛します。
どんなホロスコープにも強みがあります。
トータルに考えれば、死にたくなるのはタイミング
次第ですから、その時々の適切な対応を考える方が
生産的ですし価値があります。