原因不明の喪失感と母親問題

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ドラゴンテイルの支配星がドラゴンヘッドと

コンジャンクションしている場合のもう一つの

解釈に付いて書いています。

前世絡みのアスペクトと生き辛さの特殊な理由

という記事でノード軸に対して前世という

キーワードを使いましたが、前世という概念自体が

受け入れられない人もいると思います。

ノード軸は母親や根深い部分で影響を与える

母性的な何かを意味します。

そのような視点でドラゴンテイルは、母親や

母性的な何か、母なるものから受け継いだ何か

という言い方が出来ます。

それが遺伝的なものなのか、

何らかの深い精神的な継承なのか、

はたまた母親自身が注目され難いために

他人に分からないように子供を虐待する

マイナス感情の継承なのか、本当に人それぞれです。

共通して言えることは自分自身にとって

分かり易いものではないということです。

それは何故か支配される感情です。

それが自分自身にとってプラスなのかマイナス

なのかもまた別の問題になります。

最終的には、生き方や自分の居場所に大きく

関わってくる重要な役割を果たす母親問題の

一端と言えるものです。

このような問題が内面で活発化してくると

幼ければ幼いほど、若ければ若いほど

具体的な何かを通して解決しようとしますが、

見えない世界に繋がっている問題ですから

具体的な目標を設定すればするほど的外れに

なっていきます。

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見えない問題は、具体的な何かを依代にして

扱うしかないのに、それが具体的になれば

なるほど問題の本質から遠ざかっていきます。

それは当事者にとっては悲しみです。

愛の喪失でもあります。

これが原因不明、意味の分からない喪失体験です。

もちろんこの世の物事は最低でも対になって

支え合っていますから、見えない問題に

近付いている時は他人が理解出来ない高揚感に

包まれています。

このような喪失感が厄介な点は、もう2度と

近づくことが出来ないとか、

目指すことすら出来ないとか、

セレスの星座別の感じ方に繋がる居場所の

喪失感に繋がります。

このような時に適切な第8ハウスを得られる人は

再生することが出来ます。

適切な第8ハウスについては、コツコツと

書いていこうと思っています。

第8ハウスは再び生まれ直す場所

もう2度とそのような世界に近付けない

目指すことは出来ずにただ漠然と終わりなき日常を

生きるだけと感じた時に果てしない絶望に

捉われることになります。

底の無い絶望感は、死を強く感じることになります。

このような時に後一押しあれば本当に命を

絶ってしまうでしょう。

だらだらと生き残ったとしてもパートナーに

恵まれる等何らかの幸運が無ければ再生することは

難しいかも知れません。

第8ハウス的に繋がる対象があれば人である

必要はありませんから個人単位で再生不可能

ということはありません。

漠然と死に惹かれる人や現実な利益に対して

積極的な意味を感じられない理由は、色々と

あるでしょうが、これといった原因が見当たらない

場合は、母なる世界との関係性について根本的に

占ってみることをお勧めします。

このような場合は、仮に実際の母親が虐待を

行うタイプであってもそのような影響は入り口に

過ぎません。

自分自身が繋がっているイマジネーションを

理解してどのように現実的に関わっていくのか

少しずつ構築していくことが大切です。

まるで仮想現実のような話ですが、同じ現実に

生きていても見ているもの感じているものは

人それぞれ違います。

それは繋がっているイマジネーションが

異なるからです。

占星術のテクニカルな部分はある程度共通

していますが、それを利用する人が繋がっている

イマジネーションによって象意や解釈が

違ってくるのと同じです。

余談ですが、そう言った意味で占星術に限らず

自分がピンと来ることを採用することは、とても

大切なことです。

機械のオペレーションのようなことはともかくも

幸せは主観的なものです。

自分が繋がっていないイマジネーションの中で

どれだけ頑張っても居場所は得られません。

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