何らかの理由で心に不安定さを抱えていても
他人と繋がることで人は、楽になれますが、
他人と繋がるには自分の欲望を引っ込めないと
いけません。
欲が強過ぎると他人と気持ちを共有することは
出来ないからです。
何が欲なのか?
何が愛なのか?
欲は自分を支えるものではないのか?
愛は自分を打ち消すものかも知れないとか?
心が不安定(月が込み入ったアスペクトを
持っている人)だとこのような意識が上手く
定まらずに常にゆらゆらとしています。
だからこそ心が不安定になるのですが、
やはり基本的なキャラクターは、太陽と月の
組み合わせですから、太陽の星座、ハウス、
アスペクト等と月の星座、ハウスのアスペクトが
それぞれ他の天体や感受点とどのように
繋がっていくかこの二つ軸にして考えていくことが
ポイントになります。
月が複雑な状態に置かれていると月を整えることに
手間やエネルギー、時間がかかりますから
太陽を生かすことまで手が回らない場合もあります。
客観的な状況の問題以前に自滅する場合は、これです。
安心感を得るために必要なニーズが、社会の中で成立
するための活動時間やエネルギーを奪うような
格好になるのです。
そうなるとあらゆる形で生き辛さを取り除くための
行動を試みるようになりますが、そのような原因で
生き辛くなる問題を究極的に解決する方法は
ほぼ一つになります。
安心感を得るための行動を磨き抜いて、個人的に
必要な行動パターンが社会的な利益を生むまで
頑張る生き方です。
月に縛られた状態は、天然であり、ある意味
発展性も社会性もなく能動的に他人と繋がることは
かなり難しい面がありますが、それでも人は、
活動する限りエネルギーを生み出しています。
そしてそれは間接的であっても誰かの役に立ちます。
個人的な意味でも、他人と繋がる意味においても
月のエネルギーがオーバフローしてくると
太陽は自然に動き出します。
それが月と太陽の関係です。
溢れてくるまではエンプティですから
無理に動いても続かないでしょう。
生き辛さで悩んでいる人ほど適切な形で誰かと
繋がることが必要ですが一人になりたくなります。
ホロスコープを利用した幸運術を提案している
ブログなのでホロスコープを利用して
自分にとって効率の良い他人との繋がり方を
考えてみることをお勧めします。
他人との繋がり方にもハウスの利用方法があって
一番簡単なのは、蟹座のハウスを利用して
個性を主張せずに集団の中にいることです。
特別、個性的であることも独自の価値観を
述べる必要もありません。
それでいてコミュニケーションが成立する空間です。
ただ皆と一緒に行動し続ける必要があります。