心の傷は、受動的に癒そうとすれば弱点ですが、
能動的に癒すことで個性が育っていきます。
能動的に癒すためには、自分が持つキロンの
アスペクトを調べてみて積極的に利用し易いものに
注目しても良いかも知れません。
キロンとミッドポイントがトラインになる部分を探して
心の傷を癒す方法があります。
問題は何のミッドポイントがトラインになるのか
ということです。
例えば太陽と月のミッドポイントであれば太陽と月の
ミッドポイントのサイン(星座)とキロンのサイン(星座)の
組み合わせが示す内容(モチベーション)に取り組むことで
心の傷を癒すことが出来ます。
この太陽と月のミッドポイントが、第5ハウスにあれば
恋愛や創作活動で望みが叶えばやる気が増します。
恋愛や創作活動で心の傷が癒されるタイプの人
とも言えます。
あまり方法にこだわらずに成功することに
こだわる人は、キロンとMCと冥王星のミッドポイントが
トラインだったりします。
キロン、ドラゴンヘッド、金星がコンジャンクション
していると精神的な価値を共有出来るグループを
作ることで心の傷が癒されます。
いくつかの天体や感受点が固まっている場合は、
そのようなコンジャンクションと他の天体が
スクエアやオポジション、トラインといった
メジャーアスペクトを初めクインデチレのような
マイナーアスペクトを作っていないかチェックする
ことをお勧めします。
精神的な価値を共有出来るグループを作ることが
どのような意味を持つのか理解出来るからです。
心の傷は、苦しいので普通は放置出来ません。
何かしらアクションを起こしてしまいます。
このアクションが適切であればあるほど新しい
能力が育ちます。
精神的な価値を恋人やパートナーと作るタイプの人も
いますし、それが仕事になる人もいます。
自分のキロンと恋人やパートナーの金星が
ソフトアスペクトであれば愛情を育むことで
癒されますから、出来るだけ一緒に取り組むと
良いかも知れません。
他にも沢山の方法がありますから、自分自身が
取り得る手段が生きるような取り組み方を
ホロスコープから探してみて下さい。
同じ手段でも自分自身の取り組むスタンスで
いくらでも異なる価値が生まれます。
ホロスコープを利用する最大のメリットはこの部分です。
人は、同じ作業でも意味が感じられれば頑張れます。
無意味だと思えば死にたくなります。
ホロスコープは、自分自身の生きる意味を見付ける
手助けをしてくれます。
生きる意味が明らかになればなるほど誰かを
愛せるようになれます。
愛せるようになれば愛されるようになります。