ホロスコープにおける両親と母親の意味

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「ホロスコープ 両親 母親」というブログ内検索が

あったので、そのことを少し考えてみました。

父親について

ホロスコープで両親と言うとMCとICの縦のラインに

なりますが、父親単独なら土星や太陽を通して

考えたりします。

内面での感じ方(内なる父親、父なる世界への反映)による

父親を考えた場合、

基本的に土星でも良いのですが、これはその人が自分自身の

太陽をしっかりと生きていた時です。

太陽を使い切っていないと身近な誰かに、何かに

父親的なものを託してしまって曖昧な存在になります。

ただ太陽は、女性にとっての夫の側面が強く

土星の年長者と父親と言う方が父親寄りかも

知れません。

実在の父親との人間関係を考える場合と本人自身が感じる

父親は、分けて考えた方が良いと思います。

年齢域で考えると一般的な年齢で父親になった

男性と晩婚で父親になった男性等々、様々な

イメージが浮かびます。

両親軸のMCとICで考えるとMCは、第10ハウスの

カスプで、第10ハウスの基本星座は山羊座で

山羊座の支配星は土星です。

そうなると父親は土星で良いかも知れません。

占星術は、多くの人の努力で発展してきましたから

自分自身でもあれこれ考えながら占うとそれなりの

手ごたえがあります。

何故、そう考えるのかという理由に自分なりの理解は、

大切かも知れません。

他にも色々ありますが、こんな感じで父親は、土星と

考えます。

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母親について

簡単に考えても、ややこしいのは母親です。

母親は、両親軸のMCとICの縦軸と月、そしてノード軸と

ざっと2種類あります。

両親軸のMCとICの縦軸で、ICが第4ハウスのカスプで

あることを考えると第4ハウスの基本星座は蟹座ですから

その支配星である月が母親を表すので、ICが母親で

良いように思えますが、MCに母親の影響を強く感じる

ホロスコープもけっこうあります。

そしてとりあえず月という母親があるのに、ノード軸

という母親を表すものもあります。

月が実際の母親に近い感じでノード軸が母親から

影響を受けることで自分自身の中に出来上がった

母なる世界みたいな違いがあるかも知れません。

実際の母親と自分自身の中に出上がった母なる世界と

考えると興味深い発見があります。

例えば月とトランスサタニアンのいずれかと

ハードアスペクトを作ると被虐待的パーソナリティーを

形成し易い幼児期の環境が想定されますが、

だからと言ってノード軸と何かの天体がスクエアに

なることで生まれる感情の強引なスキップが

生まれるとは限りません。

逆も然りで月のアスペクトがそれなりに穏やかなのに

内在する母親に関するイメージが大変な人は、ノード軸と

スクエアが複数あったりします。

これはその人の心の中で無理矢理ある特定の感情と

向き合わないといけないことと、そこにいきなり

ジャンプすることで生まれる空白部分の空虚感等

こじらせると厄介な要因があります。

特定の感情に向き合うことが上手くいっている間は

現実的に優れた成果が出易い傾向があります。

両親とは

母親のところで書いたようにMCとICの関係は

実際のホロスコープでは、どちらが父親でどちらが

母親か分からないところがあります。

一応、MCは、父親。

一応、ICが、母親。

そう考えるとMCとICの両親軸は、性別よりも

役割的なものである可能性があります。

その人が、アセンダントとディセンダントの軸と

併せて個人として成り立つための調整ポイントを

両親が助けてくれている(両親の素養を材料にしている)

ということになります。

アセンダントは、生まれる時に自分で持参した分で

ディセンダントは、地球上で他人と交際することで

調達する分です。

両親とは、MCとICの両親軸を通して父と母の性別は

置いといて父親の役割、母親の役割として両親から

調達した自分自身を支える柱と言えると思います。

母親について

恋愛運や結婚運の悪さと母親との関係

父親について

父親はホロスコープのどこにいるのか

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