三浦春馬さんの命を守れる女性の記事から
月と冥王星がハードアスペクトの場合の母親の影響の
内容を考え方のみ取り上げてまとめたものです。
この記事は、アスペクトのみを取り上げています。
基本的な部分として月のハウスや星座、他のアスペクトも
前提条件として考慮して下さい。
月と冥王星のコンジャンクションを持っている人が
母親の影響に苦しむことは、けっこう認知されている
ような気がしますが、必ずしも同じような内容に
なるとは限りません。
上記リンク記事でいくつかの例を上げて言及しているので
その部分についてまとめました。
三浦春馬さんの場合
月のアスペクト
月と冥王星がスクエア。
このようなアスペクトも幼児期に何らかの理由で
情緒的な部分を切断されています。
月とノード軸
月とドラゴンテイルのコンジャンクション。
母親の影響が悪く働く傾向があります。
アセンダントとノード軸
アセンダントとドラゴンヘッドのクインデチレ。
解説
家族との難しい関係性が強迫性を帯びる可能性があり
家族問題である種の強迫観念を抱きます。
良く出れば気遣いの人です。
ケース１
月のアスペクト
月と冥王星とコンジャンクション。
月とノード軸
月とノード軸は、調停のアスペクト。
調停の内訳
ドラゴンヘッドと月は、セクスタイル。
ドラゴンテイルと月は、トライン。
アセンダントとノード軸
アセンダントとノード軸が、バイクインタイル。
解説
月とノード軸が調停若しくは調停に近いアスペクトに
なっているとなかなか実家から離れない人もいます。
ある人は、ノード軸と月は調停に近い状態であって
調停ではありませんでしたが、アセンダントとノード軸は、
タイトにバイクインタイル(１４４度)でした。
これはある種特別な精神的アプローチが出来る能力を
意味するアスペクトです。
月と冥王星のコンジャンクションという一般的な意味で
厄介な母親を持つアスペクトに対して宗教的力で
自分を守ることが出来ていました。
それでも鬱は発症していましたから、それなりに
大変と言えば大変ですが、けっこう守られている
部分もありました。
最終的に母親が根負けする形になり現在は鬱も
吹き飛んでいるようです。
実際の母親と母なる世界のバランスは、どのような条件
だから良くてどうだから悪いと決めつけるのではなく
その状態を出来るだけ客観的に考えることが大切です。
ケース２
月のアスペクト
月と冥王星のコンジャンクション。
月とノード軸
もう少しでドラゴンテイルとコンジャンクション。
ヒアリングした状況だけ聞くとオーブを広げて
このアスペクトを採用したくなります。
そのような読み方をする場合もありますが
恣意的になるので一応除外します。
アセンダントとノード軸
アセンダントとドラゴンテイルとコンジャンクション
アセンダントとドラゴンテイルとコンジャンクションの場合は、
母親が間接的に他者を介して子供を苦しめることを行う
という通常の理解では及ばない特殊な虐待パターンの
場合もあります。
子供を貶めて母親である自分に同情を集める行動に
対して中毒になっているのです。
このような子供の母親は、夫もそのような材料にする
傾向があります。
ケース３のまとめ
ケース３の人は、同じ月と冥王星のコンジャンクション
持ちであってもかなり苦労を強いられるタイプの人です。
このような人は、虐待されていることに気付くまで
時間がかかります。
アセンダントという生きる条件に組み込まれている
場合は、かなり厄介です。
最後に
以下もリンク記事からの抜粋ですが、大切なことなので
上げておきます。
どのような個性であれ月のニーズが満たされないことは
「生きる価値はない」
「愛はない」
と考えて当然です。
それどころか生きるエネルギーが補充されないのですから
どうやって生き続ければ良いのか聞きたいくらいです。
月の表すものは、必要なニーズです。
快適に生きるために
愛を感じるために
必要な要素です。
これをある程度自分自身で満たせるようになることを
自立と言いますが、誰かに満たしてもらうことも
必要です。
それは誰かと繋がろうとする原動力になります。