幸せになれるホロスコープの特別な読み方

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私たちは、刻々と変化し状況も変わりつつあるのに

何故、ネイタルのホロスコープが大切かと言うと

そこに何をしたら幸せになるかが表されているからです。

しかし多くの場合は、どうしたら幸せになれるのか?

どうしたら好きな人と上手くいくのか?と、言うような

ノウハウ的な視点でホロスコープを読もうとします。

ノウハウを期待してしまいます。

ホロスコープには、私たちの身体を土台にした自我を

読む基本的な読み方と限られたパターンかも知れませんが

いくつかの宿命に沿った読み方があります。

身体を土台にした自我(太陽星座)を中心に読むと

どうしてもノウハウを求めてしまいます。

その理由は、簡単です。

何故なら私たちが積極的に生きようとする時に使う

地上的な自我(太陽星座)は、とても限定されたものだからです。

限定されることで第1ハウスから第11ハウスまでの

体験が出来ます。

何故、こんなことを重ねて書くのか不思議に思われるかも

知れませんが、私たちの太陽星座(度数)は、私たちが

人生を体験するためのものという認識が無い人が

ほとんどだからです。

体験するための道具ですから映画やアニメ、漫画、小説等々

様々なメディアを通して疑似体験することが出来ます。

これはある種の万能感を与えます。

自分自身も同じような結果が得られるノウハウがあるように

思い易い認識を作ります。

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しかしネイタルのホロスコープに表されているのは

何をしたら幸せになれるかということです。

少し分かり難いかも知れませんが、どうしたら

幸せになれるのかという視点とは、決定的な違いが

あります。

ホロスコープに書いてあることは、一般的な読み方を

した場合であっても、その人のための幸運のノウハウが

書いてあるわけではないのです。

この違いに気付かないままホロスコープの利便性に限界を

感じて月を役立たないように感じている人たちもいますが

月星座の持つ損なわれた部分にこのような視点の違いが

作り出す限界の責任を押し付ける必要はありません。

個々の宿命の視点も利用すれば太陽星座は生きることを

体験するための視座ということに気付き易くなります。

それに気がつかないことで期待してしまう(夢見る)万能感が

求めるノウハウは、幻想、嘘、まやかし、場合によっては

詐欺に近いものと気が付けます。

極端なことを言えば、ノウハウを知っても一流のスポーツ選手と

同じパフォーマンスは出来ません。

このような例えを上げると当たり前過ぎて理解し難いかも

知れませんが、簡単に言えばそういうことです。

ホロスコープに表されているのはその人が何をしたら幸せに

なれるのかという個人に限定されたものです。

分かり難いかも知れませんが、ホロスコープを読める読めないは

知識よりもこの認識の差です。

この理解が及ばないとこうしたら儲けるよと言われたら

法律から見たら犯罪であっても行ってしまいます。

書くと不思議に思われるかも知れませんが、実際にこのような

ことは大なり小なり頻繁に見られることです。

この視点で行う人が多いので騙す方も騙される人も大勢います。

ですから果てしないマウントの取り合いになり人間関係の

トラブルはなくならないのです。

どうしたらという視点の場合は、それを全体的に見る視野が

ないと客観的な基準の存在すら見えなくなります。

ネイタルのホロスコープに表されているのは

あなたが何をしたら幸せになれるのかということです。

ある意味、それは宿命です。

自我によっては、それに対して不満があることもあるでしょう。

確かに自我と宿命の一致の度合いに個人差があります。

これは仕方がない部分です。

しかし結果的に幸せを強く感じられるようになると

それは、許容出来ます。

ある意味自我の勘違いや環境や周囲の擦り込みであったことに

気が付きます。

時代が持てはやすものが目立ちますし受け入れられ易いものを

求めることは自然な感情ですが、そのようなもので幸せに

なれる人は限られています。

このような視点でホロスコープを見ると自然に繋がっていきます。

どうしたらという視点でホロスコープを読むと占星術の知識で

出来上がった形に自分を当てはめて過ぎた部分は切断し

足り無い部分が無理矢理引っ張り伸ばすような恐ろしい

ことになります。

この視点の修正を現代生活の中で行うことはとても困難です。

何故なら時代環境が求めるものと合わないからです。

現代教育を考えると分かり易いかも知れません。

ノウハウで教えるために個性は犠牲にされます。

大量に効率的に教育を行いますから仕方がないことです。

現代の豊かさを支えるには、量と効率は必須です。

しかしそのようなやり方と個人の幸せは両立しません。

何度も立ち止まって「何をしたら幸せになれるのか」

自分自身に問いかける必要があります。

例えば第2ハウスに海王星があると金運的に良くないと

されることが多いでしょう。

しかしそれは、どうしたらというノウハウ的にホロスコープを

読んだ場合ではないでしょうか。

第2ハウスに海王星があるのであれば、第2ハウスに海王星が

ある人は何をしたら幸せになれるのか読んでいけば良いだけです。

金運は普通は仕事運と関係がありますから、第2、6、10ハウスを

中心にしてホロスコープ全体を読みますから第2ハウスだけでは

決まりません。

相性は、誰とという主語になりますが後は同じです。

自我レベルで相性がそれほど良くなくても宿命レベルで

相性が良い場合もあります。

出来れば両方良いと納得し易いのですが、いろんなパターンが

あるのが現実です。

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