HSP的苦しみのスピリチュアルな解決

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キャラクターに対する繊細という表現は、難しい

ところがあります。

どんなキャラクターであっても、どこかしら

繊細な部分があるからです。

問題の一つは、キャラクター全体に対する繊細な

部分の割合です。

繊細な部分の割合が多くなると積極的になるよりも

受け身になる機会が増えます。

基本的に土足で踏み込まれたりしないように

隠したり、自分自身で扱う場合でも環境を

大切にするからです。

積極的に扱える資質は多少のダメージを受けても

ポジティブでいられますが、受け身な状態で

扱う資質は、ネガティブになり易い傾向があります。

繊細な部分が多いと儚く美しい存在になります。

これで強い部分が無いと犠牲者になります。

そのような人が長期的に活躍するには、積極的に

扱っても大丈夫なタフな部分と繊細な部分の割合を

何らかの形(誰かにフォローしてもらう等)で援助を

受けて適切なバランスにする必要があります。

これは手がかかることでも、弱いことでもありません。

繊細な部分の割合が多いということは、それだけ

魂の部分が剥き出しであるということです。

魂のままで現実は、危険過ぎて(穢れて)直接触れることは

出来ませんから身体があります。

現実の荒い状態に魂は、そのままの状態で留まることは

出来ません。

亡くなったら天国に行くというのはある意味で嘘でなく

肉体が不要な世界にいくということです。

積極的に扱っても大丈夫なタフな部分と繊細な部分の割合を

適切なバランスにするには、援助を受けたり、何かを、誰かを

心の支えにする必要があります。

日本では如何なる事情があってもいつまでも誰かの援助を

受け続けることを良くないと感じ易いかも知れません。

もちろん個人の性格もあります。

そうなると何かを支えにするしかありません。

この支えを現実の中に見出すのは、かなり困難ですが

(自分自身の中に探した方が早いです)たまたま

そのような支えに相応しいものを持った人に出会って

生き続ける支えになることもあります。

この支えは、スピリチュアルな共鳴ですから直接的な出会いも

あれば作品を通して共鳴する間接的なものもあります。

支えとなるような在り方は、その魂に似通ったものであり、

その原型が生きている人間に使用出来る表現になっていた時に

誰かの生きる参考(助け)になります。

このような助けは、近い人間関係でない方が良いです。

生身の人間は、間違いを犯したり、同じような弱さを

抱えていますから、何かの拍子にその人の支えを失うと

一気に自分自身の繊細さとタフな部分のバランスが

崩れます。

夫や妻、人生のパートナーを心の支えにすれば良いのでは?

と思うかも知れませんが、このような関係性は助け合いや

積極的な協力はしますが、それぞれの精神世界を支えるには

近過ぎますし、対等過ぎます。

一言で言えば、人間同士の協力関係です。

魚屋さんを営む人のパートナーが、魚の匂いを嗅ぐのも

駄目と言うのでは、困るわけです。

心身共に協力出来る相性が必要です。

私たちは現実に体験したことを太陽星座の価値を通して

学び吸収し魂の成長に役立てます。

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魂が創り出す精神世界の支えと現実の協力関係は、

また別の問題になります。

家族が自殺すると残された家族は何故助けられなかったのかと

自責の念に苦しみますが、家族だからと言って必ずしも

精神世界の支えとなれる存在とは限りません。

家族の現実的な温かい支えや援助があるからこそ

個人の精神世界を創造出来る機会を現実に持つことが

出来るのです。

そしてそのことに気が付いて感謝し合えれば家族は幸せです。

どんなに繊細であっても、タフな部分と繊細な部分の割合が

偏っていても、それはその人自身の資質やバランスです。

これに気付き受け入れることが出来れば、確信を持って

自分自身の魂が作り出す世界に留まることが出来ます。

個性によっては、現実に適応していないように

見えるかも知れませんが、本当の意味で適応出来ているか

どうかは、そんな見せかけではありません。

様々な豊かさを駆使して楽しく生きていれば十分に

適応しています。

逆に形だけ適応していても生きることが楽しめずに

毎日が苦しいようであれば不適応です。

確信を持って自分自身の魂が作り出す世界に留まることが

出来れば、その程度に従って豊かさを駆使出来ます。

豊かさは、経済的なもの以外にも恐ろしく多くの種類があります。

乱暴な表現ですが、第2ハウスや第10ハウスに冥王星が

あれば経済的に成功するかも知れません。

第2ハウスに金星や木星があれば、危険性も少なく程よく

豊かでしょう。

しかし実際はそうでないことも多々あります。

ホロスコープ全体を見なければいけないということもありますが、

自分自身の魂が創り出す世界に留まっているかどうかです。

HSPタイプの人の唯一のハードルは、人はいったん

自分自身の魂の世界からそれ以外の世界に飛び出す形で

生まれて来ているということです。

ですから最初はやはり生きることが大変な面もあるかも知れません。

しかし、そこを何とか様々な手段を駆使して魂が創り出す世界に

移動し続ける必要があります。

完全に移動したら、そこはあの世です。

生きている間は、限りなくそこの中心に向かって移動し続けます。

そしたら生きている間は、ずっと苦しいままであり、とても

繊細な人にとっては、危険過ぎる状態がいつまでも続くと

思われるかも知れません。

それならばやはり人生を止めようと思うかも知れません。

しかし実際はそのようなことはなく、案外あっさりと

それなりに楽しい日々に入れます。

それはそれぞれの魂のタイプの集合が創り出す世界の

境界線みたいなものがあって、その幅の端っこにでも

一度入って中心に向かって歩み始めれば、そこから

そこそこ楽しい日々が開幕するからです。

境界線付近を平均台みたいにフラフラしたり、せっかく

中心に向かっていたのに逆向きに走り出したりしたりすると

また苦しい日々が始まりますが、どんなに大変でも

ちゃんと中心に向かっている間、奇跡が起きたり、

助けがあったり、知恵が湧きます。

それは、その人の個性が守られ易い空間にいるからであって

その人が万能になったわけではありません。

そのことを勘違いすると一気に転落します。

コツコツと中心に向かう中で受け身の状態で受け取る力を

身に付けたり、更に進んで能動的にコントロールする力を

手に入れたりすることもありますが、あんまり気負わずに

ボチボチと中心に向かうことがポイントです。

なぜなら力んでいる時は、何か自分自身の世界の中に

異物が紛れ込んでいます。

それを追い出すために慌てる必要はありませんが、

監視しながら適切なタイミングで吐き出さなくてはいけません。

このような視点でホロスコープを読むとそれぞれの天体や感受点が

扉であったり、守護や武器にもなっていることに気が付くと思います。

そう言った意味では、本来の自分自身にとって全てが味方です。

敵に見えたり、危害を加えそうに見えるのは、時として

実際にそれが現象化するのは、その人が自分自身の魂に叶った

コースから外れるのを戻そうとしているだけです。

コースに関して言えば太陽星座や月星座よりも何ハウスタイプ

なのかを判断する方が大切です。

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