強制的にイマジネーションの中に置かれます。
これを芸術的表現に置き替えるか、妄想として
取り込まれてしまうかは、トランジットを含め
その時々のコンディション次第でしょう。
特定のイマジネーションに取り込まれるために
その世界観と個人的な能力がかみ合うかどうかで
現実的な運はまったく変わります。
噛み合えば本人自身の葛藤をよそに高い評価を
得られるでしょう。
噛み合わなければ、
感情が揺れ易く他人の影響に振り回され易いので
実際的な責任を負うことが難しくなります。
また健康管理が疎かになるか、特殊な方法に固執する
場合があります。
具体的な問題がないとは限りませんが、安心感を
得難いところがあります。
このような性質に振り回されると経済的な問題が
発生する場合もあります。
イマジネーションに取り込まれて個人的な動きは
不自由になったりパターン化する傾向があります。
客観的な刺激に反応し難く自分自身の内面を
見て詰めている状態です。
「漠然とした不安」若しくは「説明し難い特定の憧れ」が
キーワードになるでしょう。
世の中に対して不満を感じ易く正義感を持っている
ことに対して配慮した発言をし難くくなります。
また特定のイマジネーションにこだわるために
大切な何かを見落としてしまいがちです。
しかし自分自身がこだわっていること(取り込まれている
イマジネーションの内容)に対しては、非常に敏感に
反応しますから、それに対応する現実を引き寄せる
ことが多々あります。
イマジネーションの内容次第では、幸運が押し寄せます。
アセンダントと海王星のクインデチレは、現実的には
つかみどころが少ないアスペクトですが、その影響が
良い働きをする場合は、個人的な思いを強く主張する
ことで優位な立場を築く場合もあります。
このアスペクトが発揮する力を高い次元で発揮出来れば
宗教的ですらあります。
問題は、限られた海王星の働きに飲み込まれてしまった
状態が本人自身を苦しめたりすることで悪い制限を
加える場合は、苛立ちや怒りを感じ易く結果的に
我がままになる場合があります。
これは特定の精神的な作用に対してビジョンを
得る能力を示すと同時に、その制限された姿勢が
現実的な能力や対応する力を制限されることを
示しています。
与えられたビジョンを活かせれば優位性がありますが、
そのためには、その個性に合う環境を誰かが
用意してくれるか、個性に適した環境に飛び込む
必要があります。
特定のイマジネーションの中で生きることを強いられる
という意味では何らかの運命を背負っているタイプの人です。
アセンダントと海王星が１６５度から１６５、９９度以内の
場合は、ディセンダントと海王星の２４度が成立するので
人間関係や社会に強い影響を与える場合があります。