鬱と第8ハウス魚座

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第8ハウスの支配星が第4ハウスにある場合は、

鬱になり易い傾向があります。

第12ハウスや第6ハウスもなかなか心理的な安定を

得ることが難しくHSPっぽくなります。

最終的にはホロスコープ全体のバランスでは本格的に

葛藤を抱え込むでしょう。

それ以外のハウスであっても支配星が第4ハウスに

向かうと安全、安心に大なり小なり敏感になります。

話しを広げ過ぎてもまとまらなくなるので第8ハウスの

支配星が第4ハウスにある場合について例を上げます。

第8ハウスが魚座の場合です。

魚座の支配星は、海王星です。

そもそも第8ハウスが魚座の場合は、気持ちを安定させる

ことが難しくそれだけでも大変です。

ポジティブな面としては、対人関係の感受性が豊かです。

このような性質が第4ハウスの安全、安心のニーズと

結びつくこと自体が悪いわけではありませんが、何かの

拍子にこじれると不安定要因が感情のリズムの中に

織り込まれてしまいます。

これは、第8ハウスの天体の有無よりも第4ハウスに

天体や感受点がある方が感情を安定させることが

難しくなります。

第8ハウスの支配星が第4ハウスにある時点で第4ハウスに

海王星は必ずあります。

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第4ハウスに海王星があると、少なくとも生育環境が

複雑だった可能性があります。

そうでなければ何らかの秘密があって独特の気持ちの

バランスの取り方を必要とした可能性があります。

安全を確保すべき身近な環境から影響を受け易く

その中にある不安定要因を拾い易くなります。

このような傾向が上手くいっている間は、繊細さとして

海王星の美しい部分であるファンタジー要素として

表面化します。

他に天体や感受点があれば、それを安定させるために

かなりの労力を必要とします。

第4ハウスに天体や感受点があること自体が悪いという

意味ではなく第4ハウスのもっとも重要視すべき

心の支えとなるべきものに多くのエネルギーを投じることが

生きるテーマであるとも言えます。

このようなタイプの人は、外向きに生きるよりも

まず自分自身の安全安心のニーズを満たせるテーマに

取り組み、その延長線上に他人のニーズを満たせる何かを

見つけていくようなやり方が良いでしょう。

他人のニーズを満たすために自分自身の情緒的安定を

犠牲にするとかなりの確率で鬱になります。

第8ハウスが魚座の場合(第8ハウスの支配星が第4ハウス)は、

必然的に第4ハウスに海王星がありますから経済面も

注意が必要です。

一見、ネガティブに思える性質であっても自分自身の性質は

必ず幸運に導くためにあるものですからホロスコープ全体を

見ることでポジティブな意味を発見して下さい。

一見、使い難い部分こそオリジナルな幸せに繋がる通路に

なっています。

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