同じ心の傷でも人によってダメージ異なる理由(例、第6ハウス)

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第6ハウスに天体や感受点があるタイプの人は、

その種類が何であれその要素に関して、とても

細かく考えたり取り組もうとする性質を持っています。

例えば同じ心の傷を持っていたとしても占星術的な

視点で見たら違いが生じます。

例えばキロンが第6ハウスにあれば、その原因や性質、

癒しについて事細かに考えるでしょう。

簡単に答えが出れば良いですが、そうでない場合は、

そうでない人に比べて必要以上にその傷にこだわってしまい

その他の現実的な取り組みが疎かになってしまいます。

しかし主観的には、きちんと細かいところまで納得

出来なければ次に向かえないハウスにキロンがあるわけ

ですから周囲の人の「前向きになりなさい」みたいな

アドバイスは的外れになってしまうのです。

それどころか有害ですらあるでしょう。

きつい表現を使うのは、早く完璧(その段階なりの完璧)に

仕上げて次に進まないと第6ハウスに天体や感受点が

多いタイプの人(6ハウスが強い、6ハウスに天体が多い)は、

いつまでたっても先に進めないことになり第6ハウスの

苦労とか報われ難いとか負の側面だけを享受することに

なるのです。

ですから第6ハウスに主要な個人天体があったり、天体や

感受点が多い人は、心配性や神経質に見えたりしますが

それだけ完璧に取り組まないといけない課題が多いからで

あって、常に気がかりを抱えている状態にあることが

原因です。

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このような第6ハウスの環境の性質に幾つかの意識を

置いているわけですから、常にその意識を通して

神経が刺激を受け続けていることになります。

自分自身では、普通のつもりであっても気になることに

関して常に気が休まらない状況が続いているのです。

ですからヒステリックになり易くもなりますし、睡眠の質や

量を確保することが難しく体調やメンタルを崩し易い側面を

持っています。

そのことを本能的に知っていますからとても用心深く

常にベストコンディションを維持出来るように気を配って

いられたら第6ハウスが正常に働いているということです。

つまり心の傷(キロン)で言えば、ちゃんと気にして調べて

詳しくなり、その知識や情報が本当に自分自身に適切なものか

常にフィードバックしながら見識を高めていくようなプロセスを

無意識に繰り返しています。

そのような様子が他者から見えると神経質な面があるとか、

切れるとか、きつい性格と言われたりしますが、悟られなければ、

そのようなメンタルの台所事情を見せなければ完璧主義とか

クールな人と言われるでしょう。

しかしこのブログの価値観から考えれば大切なことは、同じような

悩みや心の傷を持っている人と自分自身(第6ハウスに天体や

感受点が多い人)を比較して気にし過ぎていると考えないことです。

ただそれだけです。

同じアスペクトやサイン(星座)でも、それらがどこにあるか

(ハウスだけでなく度数も含めて)で、その内容に対する姿勢は

本当に人それぞれですから、心の傷に軽重はありません。

その人の人生に与える意味は、まったく異なります。

ですからあくまでも自分自身に感じ方を大切にして丁寧に

扱っていくことが大切です。

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