第1ハウスに天体や感受点が多いタイプの人

第1ハウスに天体や感受点が多い人は、常に自分を

通そうとして一人ぼっちになる恐怖と戦っています。

しかしその戦いの中に喜びを感じているのも事実です。

自分を通すという行動は、努力の裏打ちが無ければ

単なる我がままですが、きちんと努力を積み重ねることで

第1ハウスにある天体や感受点の性質を利用して

新しい何かになれます。

この何かになるという衝動がとても強いのです。

この何かは、具体的なものではなく敢えて言えば

生まれる前から自分自身を曲げて後悔しないために

第1ハウスに天体や感受点を沢山詰め込んで

生まれて来ているのです。

ですから第1ハウスに天体や感受点が多いタイプの人は、

長期的な計画は必要ありません。

その時々で一生懸命になれる目標を一つ一つクリア

することで必ず次のステップが見えて来ます。

そう言った意味では導かれているタイプの人です。

第1ハウスに天体や感受点が多いということは、自分らしく

生きたいという欲望に支えられています。

この自分らしさに対して社会側が答えを用意出来れば

良いのですが、それはどこにもありません。

だからこそ一つ一つの目的に対して全力を尽くせますし

あくまでも自分自身を通そうとします。

そのような態度に対して批判的な人間も表れるでしょう。

しかし傷を負ってでも前にいくしかありませんし

実際に何かと傷が付きます。

第1ハウスに天体や感受点が多い人をこのブログでは、

第1ハウスタイプと呼んでいますが、占星術的には、

第1ハウスがステリウム若しくはオーバーロードと言います。

オーバーロードは、一つのサイン(星座)に天体が集まっている

状態ですが、ステリウムは、アスペクト的に集中している

状態であり必ずしも同じサイン(星座)とは限りません。

そうするとステリウムとオーバーロードは、異なる感じが

しますが、例えば第1ハウスであってもカスプのサイン

(星座)ともう一つのサイン(星座)がハウスの途中にあることが

多いですから、第1ハウスの中で異なるサイン(星座)の天体が

コンジャンクションのような状態で存在することがあります。

この記事の趣旨としては、ステリウムでもオーバーロードでも

構いませんが、第1ハウスにある天体のコンビネーションの

意味は、抑えておくと良いかも知れません。

例えば現在30歳、31歳の人は、土星、天王星、海王星が

割と近くにある状態の人が多くなります。

この3天体のコンビネーションは、とても向上心が高く理想を

見失いません。

ただ海王星が関わっているので情緒的に不安定になり易い面が

ありますが、別の要素で上手くカバーしながら頑張ることが

コツになります。

しかしいつでもカバー出来るわけではありませんから

身を引くこととは違いますが同じ目的を達成するにしても

別のやり方に変えるような柔軟性があった方が良いかも知れません。

このように第1ハウスに入っている天体や感受点によって

やはり内容が変わって来るので必ず検討してみて下さい。

第1ハウスに天体や感受点が多いと自分自身を守るという発想が

浮かび難くなる傾向がありますが、これも第1ハウスのサイン

(星座)によって程度の差があります。

今回は、第1ハウスに天体や感受点が多い場合(特に天体)に

ついて書きましたが、牡羊座のハウスに天体や感受点が

多い場合は、そのハウスのテーマに関して孤立してでも

自分自身を通そうとします。

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