水星(知性)の働きを良くして現状を打開する方法

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人は、考えることを武器に生き残って来ました。

現代社会で暴力性は、国家から取り上げられています。

現実は、ともかく親子関係、教師と生徒、夫婦、職場等

様々な関係性から暴力性は、抜かれていきました。

そのような建前の中で暮らすと考える力は、とても

重要になります。

占星術で考える能力は、水星が表します。

水星は、双子座と乙女座の支配星です。

双子座は、風のサイン(星座)ですから外に向かっていく

知性ですから好奇心として発揮されます。

乙女座は、地のサイン(星座)ですから内側に向かっていく

知性ですから分析力です。

分析する前提に観察という行為もあります。

考える力としての水星は、この両面がセットになった

ものですから、どちらかが強過ぎたり弱すぎると

知性はしっかりと働いてくれません。

人によっては、アセンダント軸の下と上に分かれて

双子座のハウスと乙女座のハウスがある場合もあります。

そしてそれぞれのハウスに入っている天体や感受点の

種類や数も異なりますから、見えている部分で外向きの

知性と内向きの知性のバランスを取ろうとしても

実際は頭の中のことですから手足に動きのように

確かめることも困難です。

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水星の手足と言うかボディー部分は、実は金星にあります。

金星は、その人が生まれる時に抽出された精神性が体や物に

閉じ込められた状態です。

つまり魂と体が一緒になることで生まれた感覚を表しているのが

金星ですから、それぞれの人の好みや価値観だけが反映されています。

水星は、そのような金星の働きに心の働きによって生まれる気付きが

加えられたものです。

ですから知性は、パソコンの性能のような機械的なものではなく

自分自身が好きになものに対する心の働き方と考えるべきものです。

自分自身が好きなことに知性は、働くように出来ています。

知性が輝くのも感情が土台にあるからです。

パソコンやスマホは、どんなに頑張っても液晶部分が光るだけで

エモーショナルな喜びを感じているわけではありません。

知性が働く方向性があるということです。

モチベーションを上げるために報酬で自分自身を釣っても長期的に

見たら、自分自身の持っている精神性や好みを無視した方向では

行き詰ってしまいます。

言い方を変えれば、方向性があっていれば無限に伸びていきます。

精神性は、その人が持って生まれたスピリチュアルな性質と心が

結び付いて生まれた方向性ですから、いくらでも成長の余白が

あってこれで終わりということはないのです。

水星は、双子座と乙女座の支配星ですから、牡羊座と乙女座の

ハウスまでや第1ハウスから第6ハウスのプロセスで個人的な

成長はいったん仕上がります。

ですからそれぞれの要素を何度か辿ってみて下さい。

一度で何とかしようとするのではなくそのプロセスを定期的に

グレードアップさせることで知性の働きは、確実に良くなります。

知性の働きが良くなれば行き詰まりは、自然と解消して

希望が見えてくるはずです。

プロセスを辿ると書きましたが、2種類の6つのハウスを扱うには、

それら全てを読む必要があります。

それが大変だと感じる場合は、第2ハウスと牡牛座のハウスだけでも

しっかりとメンテナンスして下さい。

ハウスは、意識空間ですが、メンテナンスする時は、具体的に好きな

ものを通して行って下さい。

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