試練を乗り越えて結ばれる相性について

最初にお断りしておきますが、このシナストリーの相性は、

基本的な相性が良ければという大きな前提があります。

相性が良くても試練に対して乗り越える力そのものが

なければ、何かにぶつかった時にそこで終わってしまいます。

自分自身のノード軸とメジャーアスペクトが出来る相手は、

何かしら縁と言うか影響を受けるものです。

ドラゴンヘッドは、今世での課題の要素を表します。

課題と言うことは、取り組む必要があることですから

最初は、上手く出来ないことであり、しっかりと

取り組むべきことです。

今回の試練を乗り越えて結ばれる相性は、自分のドラゴンヘッドと

相手の冥王星で見ていきます。

冥王星は、世代的な天体ですから個人天体の相性が

良くなければ意味合いがまったく変わってきます。

冥王星側の人が自分自身の冥王星と他の天体や感受点と

多くアスペクトを持っていることも大切です。

このように前置きが多い相性ですが、

ドラゴンヘッドと冥王星のトラインの相性の場合

冥王星側の人は、ドラゴンヘッド側の人がこじらせていた問題を

解きほぐしもう一度やり直す機会をドラゴンヘッド側の人に

作ってあげることが出来ます。

これは方法論として意識的に行われることではなく

交際する過程で影響を受けて少しずつ変化していくものです。

ただし冥王星は、死と再生の働きをドラゴンヘッドという

今世で生きる環境(ノード軸)に持ち込みますから

最初のプロセスでドラゴンヘッド側の人がこじらせていた

問題を冥王星側の人の影響で解消することが出来ても

その作用の反動で新しい状態に変化します。

この変化まで含めたものがドラゴンヘッドと冥王星の

トラインの相性です。

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新しい状況が生まれると実際の関係性に距離感が出来ます。

距離感とは、相性が悪ければ(普通であれば)状況が変わることで

疎遠になっていきます。

相性が良くて恋愛関係に発展していきたい場合は、新しい状況が

何かしら障壁になります。

状況が変わることでそれまでと同じ関係性を続けられなく

なるのです。

それでもドラゴンヘッドと冥王星のトラインの相性は、まだ

穏やかと言うか、時間をかければ今度は、恋愛関係としての

部分を育てていくことが出来ます。

ドラゴンヘッドは、ドラゴテイルとセットで考えるものです。

ドラゴンヘッドと相手の冥王星がトラインということは、

ドラゴンテイルと相手の冥王星は、オーブはいろいろですが

基本的にセクスタイルになります。

つまり自分のドラゴンヘッド、ドラゴテイルに相手の

冥王星が関わることで調停という抱えている問題を

柔らかく取り組める調停という複合アスペクトになります。

ドラゴンヘッドと冥王星がオポジションの相性の場合

ドラゴンヘッドとトラインの相性と同じような働きをしますが

オポジションの相性は、破壊の部分が強く働きます。

トランジットでもそうですが冥王星がコンジャンクションするよりも

正面から向き合う方がはるかにきつい影響を受けます。

強制的に必要な問題と向き合わされるからなのですが、これが

相性の場合は、嫌なら逃げるという選択肢があることで

本格的な交際に発展する以前に人間関係自体が終わってしまう

可能性があります。

ドラゴンヘッドと冥王星のコンジャンクションの相性は、こちらです。

まとめ

ドラゴンヘッドと冥王星のトラインやオポジションの相性は、

衝撃度合いが異なります。

復活させてくれる相性として一般的に成り立つのは、トラインの

方でしょう。

では何故ドラゴンヘッドと冥王星のオポジションの相性も

取り上げるかと言うと負の状況を徹底的に破壊することで

救われる場合もあるからです。

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