牡羊座のアイデンティティー探しと幸福な時間の関係

牡羊座を個人的な天体に持つと自分自身のリズムで

精神がライドする感覚を感じることで幸福を感じます。

同じ火のサイン(星座)であっても牡羊座は、単独で

自分自身だけのリズムや疾走感を感じられる時間が

上質な時間になります。

最も分かり易いのは、バイクや自動車の運転等ですが

サーフィンのように波に乗ることでも良いですし、

仮にそれが読書であっても自分自身の精神が淀みなく

流れ続けて加速感が味わえれば好ましいものになります。

大切なのは、精神の加速感です。

加速を感じることと物理的にスピードを上げることは

違っていて自分自身の精神を上手く乗せていける感覚です。

そして単に乗るのではなく「ぐんぐん」と一つ一つの

加速が地面を蹴るように空気をつかむように、波を

つかまえるようにバネ感を自分自身の精神で感じられる

特有の手応えを感じることです。

生まれたてのサイン(星座)である牡羊座は、固有のリズムを

失わずに持ち続けます。

よく牡羊座は、アイデンティティーを探し求めると言われますが

この固有のリズムを感じられるもの、具体化したものを

探しているだけで別に永遠にアイデンティティーを求めて

彷徨っているわけではありません。

ただ肉体を持ったまま固有のリズムを感じ続けることは

難しいことですから、本質がつかみ切れていない段階では

取り組む対象や目的、手段を変更してそれを感じようとするので

死ぬまでアイデンティティーを探し続けるような印象を与えます。

しかし実際は、どのような手段を通して自分自身の精神に

アクセスすれば最も効率的なのか理解出来た牡羊座は、一般的な

サイン(星座)のイメージとは裏腹に黙々と一つのことに取り組んで

固有のリズムを感じるために常に繊細な調整を行い続けます。

そのような調整を習慣化するだけでなく比較、検討しながら

より幸福感を得られるように余念がありません。

牡羊座は、人間として身体はありますが、意識の中に身体を

持っていません。

これが良く出れば芸術家や理論物理学者みたいな抽象的な何かを

抽象的なままで把握し扱うタイプの人になりますが、このことを

頼りなく心もとなく感じると泣き虫と言うか弱虫と言うか

精神の不安定要因が多くなり病む場合もあります。

しかしどのように展開しても精神的に身体を持たないような

性質ですから、瞬間的な加速を感じることで自分自身の存在

(リアリティー)を得ます。

言い方を変えれば、常にそのような手段、職業、趣味、住まい、

道具、メディア媒体等々ホロスコープ全体の構成によって

それぞれですが、その牡羊座自身が最も扱い易いものを

探しているのです。

牡羊座の本質は、火のサイン(星座)の中で最も地味で保守的です。

明るく見えるのは精神性を強く認識して物質的、世俗的な面を

念頭に置かない時間が多いからです。

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