才能と愛情運の本当の関係(第2ハウス)

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第2ハウスは、一般的には稼ぐ力とか能力と言われます。

少し突っ込んで考えると自分自身の価値を表すハウスです。

お金は社会が設定した制度であって本当の価値ではありません。

簡単に言えば印刷物です。

通帳に記載されれば数字でしかありません。

そのようなものを稼ぐ力ですから第2ハウスは、個人の持つ

能力と言えます。

しかし生きている人間は幽霊でも機械でもないので能力を

自分自身の価値と考えます。

自分自身の価値そのものに経済的意味を与えるならば

第2ハウスは、「資源」「特産品」「製品」みたいなものに

なります。

だとするとこれを自分自身のために使おうとする人は、

ビジネスとして成り立ちません。

必ず誰かのために使わなければ経済的な価値を生み出すことは

あり得ないのです。

第2ハウスにあるものを第7ハウス(社会)に持っていくことで

マネタイズされていきます。

しかしこれも狭い見方で、社会という存在は、占星術的に

第12ハウスまで含まれています。

特に完成された社会は、第10ハウス、第11ハウス、

第12ハウスです。

これらのハウスの基本星座には、物事をスタートさせる

火のサイン(星座)は、既になく第10ハウスから第12ハウスは

ひたすらその基本星座の次元において調整されるだけです。

つまり第2ハウスに個人が持つDNAを通して与えられる

才能(豊かになるための資源)は、お金だけではなく様々な形の

豊かさを手に入れるためのものなのです。

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それぞれの第2ハウスは、第2ハウスのサイン(星座)や

入っている天体や感受点の種類、有無、そしてアスペクト、

支配星によって意味するところは、まるで変わりますが

それを使って誰かと交換することは一緒です。

相性の良い相手は、狭い意味での相性云々ではなくて

自分自身の価値と交換するに等しい相手と相互に補い合える

相手と言えます。

第7ハウスから第12ハウスは、社会と書きましたが、

第7ハウスから第12ハウスはパートナーと愛情を

交換する項目でもあるのです。

第7ハウスばかりを重視する人は、自分自身や恋人やパートナーの

価値を容姿で決めるかも知れません。

「かも」と言うのは、一つのハウスには、様々な世界(象徴)が

あるからです。

第7ハウスであれば自分自身に無い個性を求めることが

基本にあります。

第12ハウスであればスピリチュアルな感じ方(豊かさ)を

等しく分かち合える恋人やパートナーを重視するでしょう。

しかし自分自身にとって間違いのない恋人やパートナーを

選ぶということは全ての要素(6種類のハウス)を満遍なく

相互に満たし合える必要があります。

実際は、最初から全てに意識が及びませんからその時々で

ケンカをしたりしながらも無い才能でも伸ばしてでも

満たしてあげることも求められます。

相性は、自分自身の価値と相手の価値を分かち合いながら

伸ばし合って出来ていく部分が年齢を重ねるほど大きくなります。

それでも変わっていかないのが月の部分です。

若い時よりも重要度合いは下がっていきますが、それがかえって

絶対的なポイントみたいになります。

簡単に言えば子供帰りしていきます。

本当の相性は、自分自身の価値を積極的に誰かに渡すことで

育っていきます。

その価値が誰かの真似であれば本気で求められた時に失敗しますから

ありのままで良いのです。

必要な相手が受け取ってくれるように出来ています。

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