運命の輪のメッセージの読み方(タロット占い)

sponsored link

運命の輪のカードは、正位置は、良いことが起こり

逆位置は、ついていないみたいな振り分けをされ易い

カードですが、良い意味で次のステージにいくのか

意に沿わない形で次のステージにいくのかと考えると

カードの真意を拾い易いかも知れません。

もっとも大きなステージの変化は、誕生と死です。

完全に次元が異なってしまいます。

そうは言ってもタロットカードを自分自身のために

引く人の方が多いでしょうから、もっと細かい

ステージの変化を意識してみると、運命の輪のカードが

示していることが、理解出来るはずです。

他人を鑑定することは、短い対話を通して本音を

感じなければいけませんが、自分自身のことであれば

そのような難問はありません。

自分自身に嘘を付くようであれば、そもそも出発点が

嘘になりますから、どのような問いを立てるにしても

正直になることです。

カードは、単なる鏡であってより詳細部分を映すことは

あっても勝手に内容を持ってくれるわけではありません。

運命の輪のカードが示す次のステージの延長にどんなものが

あるのかイマジネーションを働かせることが出来れば

辿り着く場所が分かると思います。

何のためにそこを目指しているのかと言えば単なる自己実現

ではなく本当のコミュニケーションを行うためです。

sponsored link

表現されなければ自分自身が何者なのか他人には、分かりません。

思っているだけでは、分からないのです。

運命の輪のカードが自己実現に向けてステージを上げていくだけの

ことであれば、真の生命力は失われていくだけです。

運命の輪のカードは、10番目のカードであり完成でもありますが、

同時に生命力が無くなる場所としてある種の死でもあります。

しかしそのような状態だからこそ可能になるコミュニケーションが

あります。

そしてその新しい力を得て新たなスタートを切るのです。

しかしこの時点では、自己実現のために最初の生命エネルギーは

使い切っています。

これは使い切ることが自己実現の条件になっていますから余る

ということはないのです。

言い方を変えれば、余っている間は自己実現は出来ていないのです。

その代わりに他の人の多くのニーズを受け入れることで新たな

成長が始まっていきます。

ですから運命の輪のカードを引いた時には、自分自身がどんなことで

あれば無限に繰り返すことが出来るのか考えれば良いのです。

例えばパン作りが趣味の人は、けっこう沢山いらっしゃいますが

パン作りで生計を立てようとすると途方もない数のパンを焼くことに

なります。

「どれだけ生地を捏ねても成型しても焼成しても飽きないかな?」

と想像してみて「飽きない」と思えば、次のステージの候補の一つに

なりますし、「飽きる。他人のパンまでは、作れない」と思えば

次のステージの候補には、なりません。

ここまで知った状態であれば、運命の輪のカードが正位置で出ても

逆位置で出ても、単にラッキー若しくはアンラッキーと考えずに

済みます。

変化するタイミングの一つとしてどのように扱えば良いのか

他のカードと併せて意味を拾っていけば豊かなイメージが

得られるのではないでしょうか。

sponsored link
error: Content is protected !!