第11ハウスジュノーの愛の絆に対する孤独な戦い

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第11ハウスにジュノーがあるタイプの人は、既成の物事を

変えようとする言動の根底に愛の感情が働く傾向があります。

これは素晴らしいことですが、リスクを孕んでいます。

憎しみが幸せな体験を呼ぶようになる扱い方(憎悪からの逃げ方)

という記事に

「綺麗事で生きているとここで犠牲者の立場に選ばれないように

努力するどころか、自ら積極的に犠牲になってしまいます。

びっくりするくらい幸せな体験をすることがあるように

そうでない体験も可能なのがこの世です。

素晴らしい体験は、恐ろしい世界と根っこ部分で

繋がっているのがこの世ですから個人的な頑張りで

太刀打ち出来るものではありません。

ピンチになるのは、何らかの理由で恐ろしい世界側に

近づいたからです。」と書きましたが、このような

可能性を少なからず持っています。

愛の感情がベースにあることで善の意識が働き易く「身を引く」

というイメージが湧き難いのです。

このジュノーに冥王星のアスペクトがあると、このような傾向が

行き着くところまで行ってしまう可能性がありますから注意が

必要になります。

ジュノーと冥王星のコンジャンクションやハードアスペクトを

持っているタイプの人は、一度スイッチが入ると状況に負けまい

とする衝動が無自覚に強く働くこと自覚しておくことが

大切です。

この衝動は、自覚しても変更出来ませんが、手段を選ぶことが

出来ます。

言い方を変えれば手段でリスク管理するしかありません。

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そして第11ハウスのジュノー蠍座の場合は、コンジャンクションや

ソフトアスペクトであっても注意が必要になります。

第11ハウスの基本星座は、水瓶座です。

そこで蠍座の愛情感覚は、育ち難いのです。

一言で言えば何が何でも状況をコントロールしようという気持ちが

強く働きます。

この強過ぎる気持ちは、関わりのある人との繋がりを守るために

戦うというセンスから生まれるものです。

蠍座というサイン(星座)は、実はかなりのファイターです。

派手さは、ありませんが反逆の意思が強く粘り強く戦います。

自分自身が繋がっていた愛情に関しては、独特の基準があって

それを何が何でも死守しようとします。

とにかくそれを変えたくない気持ちが強く、あまりにもこの気持ちが

勝り過ぎると思考停止と似た状態になります。

アドバイスをするならば、どうせ戦ってしまうのですから柔軟な

戦法を採用することです。

蠍座の性質を帯びると責任感がどうのこうのではなく、本気モードに

なると完全にワンマンアーミーになります。

誰かを動かそうとはしますが、それは動いてくれる人がいればこそで

あって自分自身の本音を明かしませんから、本質的にワンマンアーミー

なのです。

自分自身で方を付けようとして抱え込んでしまいます。

第11ハウスは、本来、手放すハウスであり蠍座のジュノーの

ネガティブな部分が出易く適度なコントロールを超えて

ボロボロになるまで戦ってしまいがちですから注意して下さい。

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