ご結婚おめでとうございます。
段階的な独立おめでとうございます。
新垣結衣さんの第１２ハウスは、蟹座です。
第１２ハウスが蟹座の場合は、家庭的な要素に関して
他人の一般的な観念では窺い知れないものが
横たわっていてそれをどのように扱うかということが
このタイプの人の人生の選択のポイントになります。
蟹座の支配星は、月です。
月は第９ハウスにあります。
この記事では月そのものを読むと言うよりも新垣結衣さんの
思想感情の部分(第９ハウス)を読みます。
第１２ハウス的価値観が新垣結衣さんの思想感情を
作っていると言えるのです。
この月は冥王星とオポジションですからとても個性的な
心理的な境界線を持っていることを示しています。
この内容の一部として考えたいのがセレスです。
セレスは、家庭やそれに対する愛着の感じ方みたいなことを
表します。
新垣結衣さんのセレスの多くは、ハードアスペクトです。
１、セレスとアセンダンのインコンジャンクト
２、セレスと水星のスクエア
３、セレスと金星のスクエア
４、セレスと太陽のスクエア
５、セレスと土星のスクエア
６、セレスと天王星のスクエア
１、セレスとアセンダントのインコンジャンクト
良く言えば気持ちの切り替えが早いです。
違う言い方をすると自発的な愛着の感情が続き難いかも知れません。
相手が好きになってくれる情熱が大切です。
２、セレスと水星のスクエア
自分自身の気持ち(特に愛着の感情)を伝えることに、もどかしさを
感じ易い傾向があります。
３、セレスと金星のスクエア
恋愛感情と親子関係の中で育まれた愛着の感情が上手く噛み合って
くれないことが多く、これが恋愛関係が長く続き難い原因になります。
４、セレスと太陽のスクエア
新垣結衣さん自身が愛着の感情を与える立場になることに難しさを
抱え易いタイプの人であることを示唆しています。
それと同時に本来なら両親や家庭に向けられる愛着の感情を
他の何かに向けることでバランスを取っていることが
考えられます。
何かしらこだわりの強い趣味若しくは、マニアックな興味関心が
あるタイプの人が多いアスペクトです。
５、セレスと土星のスクエア
子供を初めとする家庭的なケアに関することに対して
取り組むことで愛着の感情が一緒に成長していけるかどうかが
愛情関係が長続きするかしないかの別れ道になります。
６、セレスと天王星のスクエア
愛着の感情を持ち難い傾向があります。
これは何らかの理由で心に傷があるか、育った家庭環境から
引き継いだ価値観が重荷になっていることが想定されます。
新垣結衣さんは、太陽星座が双子座ですから、セレスと
天王星のスクエアが意味するような性質は独身であれば
割と気になりませんが、家庭を持つ場合は徹底的に合わせて
くれたり尽くしてくれる相手が無難です。
本当は愛着の感情の対象となる結婚パートナーや子供たちへの
愛と自分自身の双子座的価値観が少しずつ寄り添っていければ
良いのですが、ここまで新垣結衣さんのセレスのアスペクトを
見てきたようにハードアスペクトが多いですから(取り上げていない
セレスのハードアスペクトもあります)結婚生活が長続きするためには
先ずはパートナーに合わせてもらう尽くしてもらうことが大切です。
まとめ
何のために新垣結衣さんのセレスのアスペクトを拾ったのか
というと、
この記事の前半で
「蟹座の支配星は、月です。
月は第９ハウスにあります。
この記事では月そのものを読むと言うよりも新垣結衣さんの
思想感情の部分(第９ハウス)を読みます。
第１２ハウス的価値観が新垣結衣さんの思想感情を
作っていると言えるのです。」と書きました。
新垣結衣さんにとって結婚すると言うことは、まるで
誰も知らない国に行ってボランティア活動をするような
ことと似ているからです。
つまり親子関係やそれに伴う家庭環境に対する自分自身でも
自覚し切れない葛藤を抱えていて誰も知らない国に向かう
ようなものだからです。
しかしその国は、長年避け続けたきた自分自身の葛藤が
反映されている空間であることは知っています。
未開の地を切り開いていくことが出来なければ諦めることも
あるかも知れない厳しい旅路です。
この冒険とも言える旅路にどれだけパートナーが合わせてくれるのか、
尽くしてくれるのかが開拓の成否をきめます。
女優として東京に向かった時も冒険の旅路でしたが、家庭を
持つことは再び新しい冒険の始まりになるタイプの人です。
支えがなくなれば冒険は上手くいきませんし、支えがあれば
冒険の中に静かに(第１２ハウス的に)生きていくことになります。