月と冥王星のコンジャンクションの公私のパートナーの選択(第8ハウス乙女座)

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第8ハウスの月と冥王星は、乙女座のコンジャン

クションで、第8ハウスの後半部分である天秤座に

木星と天王星のコンジャンクションがある場合に

付いて書いています。

第8ハウス乙女座は、結婚生活においても、自分だけの

心理的な領域が守られることが大切です。

このタイプの人が独身時代が長引く場合は、他人と一緒に

生活する中で自分自身の心を守れるかという漠然とした

不安があるのではないでしょうか。

乙女座は、自分と他人をきっちりと線引き出来ないと

リラックス出来ません。

しかも、この月は乙女座の冥王星とコンジャンクション

なので、かなり細かいところまで気になります。

それどころか、冥王星が働くことで、際限なく

細かくなっていくのです。

異性と生活を共にする中で、お互いに踏み込まずに

真面目な関係は築けませんから、結婚に躊躇します。

第8ハウスに4天体もあるということは、第8ハウスが

重要なタイプの人であり、結婚生活や組織での支配・

被支配が人生の重大なテーマになります。

公私に関わらず気軽にパートナーを選べません。

このタイプの人は、乙女座の月と冥王星のコンジャン

クションの性質を全開であらゆることを子細に検討する

傾向があります。

その実態がつまびらかになれば、ノイローゼに見える

くらいあれこれ気にしたりします。

細かい点まで気を配っても公私のパートナーが自分自身の

領域に踏み込もうとする影を恐れます。

乙女座の月と冥王星のコンジャンクションが抱えている

防衛的なこだわりを乗り越えようとする存在は、相手に

悪気が無くても本能的に許せないものになる場合があります。

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踏み込まれることを恐れる月は、自分自身が培ってきた

様々なこだわりを押し通すのか相手に巻き込まれるのか

常に力関係を値踏みするようなところがあります。

その葛藤の大きさは他のタイプの人には、計り知れない

ものがあるでしょう。

冥王星が第8ハウスで関わっているので限度を超えて

徹底的にその対象を排除することもあります。

なにせ月も関わっていますからこのような反応は、理性で

どうにかなるものではありません。

月は、健康や気分に対して直接的に影響します。

それは、第8ハウスの働きが具体化した影響です。

例として取り上げている人は、第8ハウスの支配星が

第12ハウスにあるので、結婚生活や組織での活動に

ストレスが高まると精神世界に閉じこもったり場合に

よっては、自ら宗教に入って倫理観について選択した

宗教に従う場合もあります。

宗教そのものを選択しなくても属する組織の社会の倫理観の

スタンスに従うでしょう。

それがブラックなものであっても自分自身の主張を

押し通すのか、そうでないのかという葛藤の際に

受け入れると決めた後は、その受け入れた内容は

自分自身の主張になります。

乙女座の月と冥王星のコンジャンクションが

内容を一部書き換えを行ったと言えるかも知れません。

第8ハウスに冥王星が絡むことで発生するスタンスは、

社会的に大変な危険なイメージが形成されていくことも

ありますから注意が必要です。

その根底にあるものは、一度敵意を抱いた相手に対しては

どこまでもそのような感情が続いていく傾向があるから

なのですが、立ち止まって冷静になることが難しいのです。

ですから最初の段階でそのような重い感情を持たないように

することが大切になります。

その根底にあるのは、月と冥王星のコンジャンクションなので

明らかに母親に関する思いが根っこにあります。

愛着に関する深い姿勢が何らかの理由で歪になってしまうと

何か(誰か)を敵視する傾向を作り易くします。

それは心理的な困難を対象化して乗り越えようとしている

行為とも言えるのですが、早い段階で解消してあげないと

本当に犠牲を作り出してしまいますし本人自身の無意識の

負担感は増します。

母親的なことからくるニースを適切に受け入れてもらうことで

暗黒的な感情は、かなり改善されるはずです。

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