結論から言えば、三浦春馬さんは、怒っている存在が
怖いのだと思います。
怒りは、占星術的には、火星が表します。
三浦春馬さんの火星は、ドラゴンヘッドとコンジャン
クションですから、とてもポジティブで実行力もあり
関わっている分野で第一人者になれるようなとても
エネルギッシュなアスペクトです。
成功するためのかなり有能な資質となります。
ただこのエネルギーの出方によっては、破壊的、暴力的な
ものになります。
このような火星が三浦春馬さんの場合は、冥王星と
スクエアですからとても素直な火星なのにどこかで
絶対に譲れない強い意思となって表れます。
冥王星絡みの徹底的な意思がどこに表れるか三浦春馬さん自身も
怖かったかも知れません。
カマキリは、自動車相手でも威嚇して逃げようとしません。
ですから自動車に轢かれるカマキリが沢山発生してしまいます。
しかも三浦春馬さんの冥王星は、無意識と直結する月や
過去世や今世の課題と通じるノード軸とスクエアです。
特に冥王星とのスクエアは、三浦春馬さんに対して
問答無用の勢いで変容(冥王星)を求めてくるような作用があります。
これは三浦春馬さんの無意識の中で圧倒的なイメージとして
鎮座するものになります。
どういう形で三浦春馬さんの中に居座っているかは、
尋ねなければ分かりませんが、自動車を恐れずに
威嚇するような徹底した怒りのポーズ(そう見えますよね)
三浦春馬さんの無意識を刺激するのかも知れません。
無意識を刺激するだけならまだ良いのですが、
圧倒するイメージは、三浦春馬さんの無力感も刺激します。
三浦春馬さんは、優しいタイプの人ですから、このような
複数の天体や感受点が絡んで大きい影響力を持った
暴力性に対して忌避感もあったと思います。
現実的にどうやって無力感が育つのかは、
実際に虐待を体験したり突発的なアクシデントが恐怖の
背景にある場合もありますが、そのようなものが
思い当たらない人で繰り返し同じ怖い夢を見るという
タイプの人もいらっしゃいます。
ノード軸の両端は、ドラゴテイル(過去世)、ドラゴンヘッド
(今世の課題)ですから具体的な体験を抜きに無力感を
抱えている可能性もあります。
三浦春馬さんに直接尋ねてみないとカマキリが怖いという
感じ方の詳細については、分かりません。
ノード軸と冥王星のスクエアが作り出す無力感はそれを
無視するような形でその無力感の上に努力を重ねていくのですが
もしかしたらカマキリを見ると無力感が無い前提で
頑張っているのに一気にそれを振り出しに戻してそれを
自覚させられる存在なのかも知れません。
客観的には、三浦春馬さんは、カマキリにとって自動車のような
存在でもあるわけです。
そのカマキリが三浦春馬さんに勝てるとしたら心理的な
ウイークポイントを突くしかありません。
ノード軸と冥王星のスクエア簡単には自覚出来ない心の奥底にある
イメージとの遭遇するアスペクトですから、それはまるで
タロットの月のカードのザリガニみたいな存在だったのかも
知れません。
しかしそのような存在は、天使の裏返しみたいな働きをしたり
しますから本当は、仲良くした方が良いことが起こり易くなります。