鬱と第2ハウス(自分自身の価値)との関わりと他二つの重要ポイント

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「鬱を防いで生き甲斐をつかむ」というカテゴリーを作ります

という記事の続きです。

前半のカテゴリーに対する説明部分は、同じですが

この記事が単独で成立するために毎回、ほぼ同じ説明文を

使わせて頂きます。

「鬱を防いで生き甲斐をつかむ」というカテゴリーを

作ろうと思います。

今までHSPや鬱と言ったことに関して部分的に

取り上げてきましたが、実際のホロスコープを通して

全体的に読み考えていく取り組みです。

特定のホロスコープを扱うことは、それ以外の部分を

スポイルしてしまうことではなく、全体的に扱う

視点みたいなものに共通する普遍性みたいなものが

あると思っています。

そのような点に注目して頂けたら何かの参考になる

かも知れません。

もちろん、異なるホロスコープから部分的に取り出した

ポイントについても、これまで同様書いていきます。

ここで書く鬱は、医学的に厳密に鬱かどうかを

保証するものではありませんが、実際にしばらく入院

していた方のホロスコープを使わせて頂いています。

呼び名がないと不便と思われるので「anemone」

という言葉を名前の代わりにさせて頂きます。

そう言った意味では、医療機関が一定の治療が必要である

という認識を持った症状があり実際にそれを本人自身も

改善したいと願ったということになります。

ホロスコープを通して鬱のような状態に陥らずに

生き甲斐を感じながら楽しく生きていけるような軌跡を

読んで下さる方とシェア出来たらと思います。

ですからこのカテゴリーの記事は、ホロスコープを提供して

下さった方(anemoneさん)と共に創り出していくものです。

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この記事で、考えたい鬱のポイントは、3つです。

1、一つは、インターセプトされている第2ハウス水瓶座。

これには、自動的にインターセプトされている第8ハウスが

含まれています。

2、カルミネートしている冥王星。

3、第12ハウス蠍座。

以上の三つのポイントです。

1、インターセプトされている第2ハウス水瓶座

生まれ持った素晴らしい才能を開発するのに時間がかかるタイプの人

という記事を書きましたが実は、このインターセプトされている

第2ハウス水瓶座と第8ハウス獅子座は、anemoneさんにもあります。

本来であれば、丁寧に順番良くホロスコープを読んでいくべき

なのですが、とても特徴的なホロスコープなので先ず三つのポイントを

抑えてから丁寧に読んでいきます。

第2ハウスは、自分自身の価値を感じるためのとても重要なハウス

ですがanemoneさんは、インターセプトされていますから

そのほとんどを占めている水瓶座の部分がまったく表に

出ないことになります。

自発的に出せないとも言えますし、なかなか感じられない

部分でもあるとも言えます。

実際は、様々な人間関係を通して何らかの刺激を得た時に

触れられる部分として存在しているのですが、一人では

なかなか扱い切れないものです。

これは、どういうことかと言えば水瓶座に関する大きな価値を

持っているのになかなか自分自身で触れることが出来ない

ということであり、どうしても他人との関わりの中でしか

自分自身の価値を実感出来ませんから自分自身を虚しく

しないためには、忙しくなってしまいます。

自分の価値を感じられないわけではなく、何らかの特定の

刺激を相手から引き出す必要があるということは、なかなか

大変な縛りです。

楽になる方法は、anemoneさんも経験的に知っているはずです。

しかし実際の人間関係をそのような視点だけで見るとどうしても

独自の選別基準が生まれてしまいます。

しかし誰かの刺激を通してしか触れ難い部分があるのですから

仕方がないとも言えます。

適切な刺激が得られなければその人間関係は、負担でしか

ありません。

ところが人間関係は、密になればなるほど何らかの役割を

求められます。

最もシンプルなのが、父親であること、男性として

結婚パートナーであること、

妻であること、女性として結婚パートナーであること、

そして絶対外せないのが誰かの子供であることです。

子供は、自由なようでいて親の期待に応えるという仕事が

あります。

しかもその期待は、必ずしも健全なものばかりではありません。

簡単に言えば、親の負の感情のゴミ捨て場になれという

期待もあります。

占星術的な解説は、anemoneさんの第2ハウスを記述する時に

行います。

そして第2ハウスがインターセプトされる時に自動的に

インターセプトされる第8ハウスの問題があります。

第8ハウスは、先述した内容を受けると結婚生活に関わる

部分になります。

親子関係や密な人間関係も意味するハウスです。

これも第8ハウスを読む時に深く考えていきます。

2、カルミネートしている冥王星。

カルミネートとは、何かとか、占星術的な説明は、

後ほど個別にその時に行います。

洞察、隠されたものの探求という性質と共にある種の貪欲さが

社会的なテーマになります。

どのようなことでも関心があれば、もっと多くを望んでしまいます。

そしてそれだけの能力を何らかの形で持っているのが

冥王星がカルミネートしているタイプの人です。

これが鬱とどのように関係があるかと言うと強過ぎる願いが

精神的に負担になる場合があるからです。

「いやいや冥王星がカルミネートしていれば能力があるんでしょ」

と思われるかも知れませんが、個人のキャラクターの柱となる部分は、

月と太陽と土星の繋がり方や性質です。

簡単に言えばanemoneさんのキャラクターの軸に対して

やや負担の大きな冥王星の配置とも言えます。

ただどのようなキャラクターであれ、この冥王星の強い影響力を

健全な方法で活かす必要があります。

これはanemoneさんが自他共に満足する道です。

ただこのような配置は、支配的な環境で育ったことを表す配置でも

ありますから、親子関係で蓄積した憎悪の感情が浄化される

プロセスも必要な場合があります。

支配的な環境ですくすく育つ人もいるので一概に当てはまることでは

ありませんが、この配置は、往々にして自他の区別が付かない親に

育てられることを表しています。

カルミネートは、MCに対してですが、MCはICと併せて両親軸

であり月と冥王星のコンジャンクションの母親と似た部分があります。

そしてMC軸の場合は、MCが父親でICが母親になります。

そして自分自身が親になれば、今度はこの性質は、自分自身の

ものになります。

つまりオールオアナッシングの世界観の中で常に翻弄されることに

なりますから、どうしてもこの感情の波を楽しく乗りこなす

何らかの具体的な手段(仕事であったり趣味)を持たなければ

過剰なエネルギーを抑え込むだけでは、人生から意義が消え去り

ただ望むだけでは、戦が終われば焼け野原といった感じになります。

3、第12ハウス蠍座

ちょっと長くなり過ぎたの第12ハウス蠍座は、簡潔に書きます。

何にこだわるのかは、anemoneさんの第12ハウスについて

書くときに扱いますが、自分自身の内面について何らかの強烈な

こだわりがあることを示しています。

これと折り合いを付けて、生きる(第12ハウスから第1ハウスへ

踏み込んでいく)ことは、なかなか難しいと言うか、前に踏み出す

時に何かとこだわりが引っかかってしまいます。

まとめ

anemoneさんのホロスコープは、このような前提の下に

少しずつ丁寧に読んでいきます。

言い方を変えれば、一応三つに絞ってみましたが、このような部分を

上手くコントロール出来れば鬱とは、関係ない生き方になると

思います。

しかし現実は、今回取り上げた三つが人生にかなり大きな影響を

与えることで望んでいるような状態との乖離が大きくなっている

可能性もあります。

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