アセンダント射手座とMC天秤座の組み合わせと鬱対策の例

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アセンダントは、計算上の感受点ですがとても重要です。

意識的であれ無意識であれ生きようとして力が入る瞬間に

その人が自然と取る姿勢です。

これはこの世に身体がある限り亡くなる直前まで続きます。

自分にあった生き方を知る太陽と月の意外な組み合わせ

という記事を書きましたが、この時に鬱の問題になったのが

双子座の働きを抑え込む蟹座の働きでした。

この蟹座と射手座は、インコンジャンクト(トレーニング)の

アスペクトの関係になります。

ですから、もし、リンク記事の方のアセンダントが射手座で

あれば、意識的であれ無意識であれやる気を出したり

動く時に蟹座土星に鍛えられます。

リンク記事の例では、月星座は、山羊座でしたが

より良い状態になろうとする時に必ず蟹座の影響が

働くタイプの度数ですから月には、無意識レベルで負担を

かけるような感じになります。

負担という表現は、インコンジャンクトというアスペクトが

トレーニングを意味するハードアスペクトだからという

だけではなく、インコンジャンクトは、心の状態の変化で

いくらでも動機の内容やクオリティーが変化する非常に

難しい面があるからです。

ましてや月やアセンダントのように、どちらも無意識に

動く天体と感受点の組み合わせだとコントロールは

不可能です。

それは悲観的な意味えはなく生きている限り、ある目的に

対してトレーニングし続けるようにという運命の配慮です。

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アセンダント射手座と月蟹座のインコンジャンクトの目的は、

他人と仲良くすることです。

しかしリンク記事の太陽は、双子座ですから個人プレー、

もっと言えばスタンドプレーが本来のスタイルです。

他人と仲良くしている場合ではないのです。

出し抜いてでも自分自身の目的(好奇心)を追及すべきなのです。

目的や好奇心と書くと、我がままな感じですが、このような

タイプの人が鬱になったり恋愛や結婚で悩み易くなるのは、

双子座の人の目的や好奇心は生きるためのものだからです。

何らかの成果の余力で好奇心を追うのではなく生きるための

酸素みたいなものなのです。

精神(太陽双子座)の酸素ですから不足すると鬱になったりします。

しかしこの太陽双子座で月が山羊座の特定の度数の場合

アセンダントが射手座だと無意識に他人と仲良くするように

蟹座的なトレーニングが毎時毎秒発生します。

特に目の前に人がいると仲良くしないとと無意識レベルで

発動します。

しかし双子座的には、次第に息苦しくなるので

フェイドアウトします。

フェイドアウト出来ないと鬱になっていきます。

しかもMC天秤座は、社交好きです。

蟹座的な状況が出来易いところへ自分自身から求めていくとも

言えますし、そこが活かされる場所とも言えます。

しかも天秤座意識は、相手の個性に対してストレートに

アプローチしていきますから気が合えば展開が早くなります。

まとめ

その人の性格の柱は、太陽、月、土星と書きましたが、

アセンダントやMCもとても重要です。

同じ太陽や月、土星を持っていてもアセンダントやMCの

違いで全然異なるタイプの人になります。

初回から例に取り上げている組み合わせでは、どれだけ

自由を確保出来るかで快不快の状態が決まっていきます。

自由を確保しつつ自分自身にとって好ましいスタンスで

他人と仲良くしていくことがポイントになります。

しかし、今、こうやって文章化しただけをそのまま

具体化しても寂しいと感じることが多いかも知れません。

生きることには、ホロスコープ全体が関わっていますし

今まで取り上げている太陽や月や土星は様々な意識を

兼務しているからです。

何よりも蟹座意識も強く働くからです。

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