魔術師から世界のカード(大アルカナを使って真理に辿り着くこと)

魔術師のカードと世界のカードは、四元素を扱います。

魔術師と世界のカードの間にある大アルカナのカードも

ずっと新しい世界に入った時に手にしている材料(四元素)を

扱い続けています。

魔術師の段階では、新しい世界に来たばかりで

願いを叶えるための四元素は、ごちゃごちゃしています。

世界のカードの四隅に描かれているデザインは、

獅子が火の元素

占星術で言えば、牡羊座、獅子座、射手座

鷲が水の元素

占星術で言えば、蟹座、蠍座、魚座

天使が風の元素

占星術で言えば、双子座、天秤座、水瓶座

牡牛が地の元素

占星術で言えば、牡牛座、乙女座、山羊座

になります。

これらの元素を魔術師が扱い始めて以下のカードの

プロセスを経て願いが叶います。

願いや目標が完成します。

愚者

まだ形のない世界。

これから成長する世界。

魔術師

新しい取り組みを始める。

女教皇

潜在的可能性を探る。

女帝

選択した可能性を育てる。

皇帝

育ててきた内容を広める(政治力が必要)。

法王

宗教的(精神的価値観)要素の指導力。

恋人

関係性から引き出される潜在的な可能性。

人であれ物事、状況であれ、お似合いなものを引き寄せる。

戦車

挑戦する。

正義

正しい判断をする。

隠者

自分自身にとっての真理を探求する。

運命の輪

新しいステージ(チャンスをつかむ)に乗る。

運命的な流れを意図的に調整する。

吊られた男

普通では得られない視点を得る。

精神性の高いメッセージ。

死に神

前カードで得た視点に沿って状況を整える(粛清)。

節制

前カードで作り出して状況を前提にした自己実現を行う。

悪魔

前カードで自己実現した内容を他人に押し付ける。

前のカードで叶えた欲望が成長の限界を迎えて壊れる。

建設的な崩壊。

欲望の中で狭くなっていた視野が一気に広がる。

生きるエネルギーの補充。

前のカードで広がった視野は、それまで見失っていた可能性を

発見する。

それはまるで育て直しのような体験が始まる。

太陽

前カードで育て始めた自分自身を更に育てる。

実際の身体は一つだから、何らかの形で表現することで育つ。

審判

前カードで育てた自分自身を目覚めさせる。

目覚めさせなければならない。

世界

魔術師ではごちゃごちゃしていた四元素のバランスを取り

適切に配置することで守護するエネルギーと結び付き

真実(覚醒した存在の目標、願い)に到達する。

まとめ

タロットカードを通して何らかの真理に辿り着こうとする時

これらのカードに当てはまる内容が揃わないといけません。

どこか抜けていると世界のカードに辿り着いていない

ということになります。

最低でもこれら全てのカードが繋がっていくことが必要です。

詳細は小アルカナも使って補足していきます。

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