言葉は不適切ですが、敢えて言えば
美しい人は、まだ戦っているかも知れません。
最近、そう感じます。
美しい人くらいの器になると易で言えば
地上での活動が下の卦で
天国に行かれてからが上(神)の卦では
ないかと感じます。
１枚目のカード
カップの１の正位置
愛すべき存在に出会ったと伝えてきています。
愛されるべきかも知れません。
「ＭＵＳＴ」な雰囲気が伝わって来ます。
カップの１の正位置ですが弾むような感じはありません。
２枚目のカード
世界の正位置
このタロット占いにとって２枚目のカードは、「現在」地点です。
英語の過去分詞みたいですが過去に関して話題が上ると
その時が現在になります。
その当時に接した状況は、美しい人から見ても完成(世界のカード)
だったということでしょう。
世界のカードの正位置ですから内容が何であれ、それ以上はない
世界ということになります。
美しい人は完成された世界と対峙したということになります。
しかし清らかな世界とは、感じられません。
３枚目のカード
ソードの６の正位置
２枚目のカードで接した世界に対して自分自身が考えたことを
試行錯誤しながら働きかけていこうとしたと伝えてきています。
４枚目のカード
ワンドのペイジの逆位置
４枚目のカードは、美しい人にとっての対策になります。
ワンドのペイジの基本的な意味は、知らせることですから
２枚目のカードで接した完全な世界を誰かに知らせたということ
なのでしょうが、これが逆位置ですから気持ちが優先し過ぎている
可能性がありますし、もし仕事を通して接したものであれば
私的な人間関係に知らせたことになります。
逆に私的な関係で知り得た情報であれば、それを利用して
仕事で儲けるようなインサイダー取引みたいなこともあります。
美しい人の私生活がどのようなものだったか知る由もありませんが
イマジネーション的には、仕事とも遊びとも付かない雰囲気です。
サラリーマンで言えば社員旅行みたいな感じでしょうか。
やや？それなりに仕事寄りだけれども必死、一生懸命ではありません。
５枚目のカード
カップの９の正位置
５枚目のカードは、美しい人が対峙した２枚目の世界のカードです。
世界のカードに相応しく、その内容はカップの９の正位置です。
カップの９の正位置は、豊かなカードです。
お金もあれば愛もあります。
あらゆる願望が叶って満足感に満ちた世界(空間)です。
６枚目のカード
節制の逆位置
６枚目のカードは、美しい人の本音部分とも言えるものです。
ヘキサグラムのセオリー通りで良いと思います。
節制のカードのイメージは浄化が強いかも知れませんが
このタロット占いの中では美しい人の現在(２枚目のカード)の
内容を正しい環境(もう一方の天使の瓶)に入れ替えるという
ことになるでしょう。
しかしこれは２枚目の世界のカードが表している内容の規模に
よって異なります。
占星術で言えば、蠍座のプレグナント問題です。
蠍座が身籠って産み出すのか、蠍座自身が飲み込まれて異なる
存在にされてしまうのか、この節制にも同じ２択があります。
節制のカードの意味のままに考えれば実は、後者になります。
美しい人の中身を変えられる運命になったのかも知れません。
しかし美しい人が断固として中身が変わることを拒否すれば
その意思は、相応しい器がどこかに用意されるはずです。
結果的にその器は、この世に用意されなかったかも
知れませんが、それは元々遣わした存在があったから
かも知れません。
身体と魂を繋ぐ導管を切断された時に飛び散った光を思うと
そもそもそんなことだった理性的にも考えます。
タロット占いをやっていると大アルカナの物語の中で
事象を追いかけますが普通の人であれば顕在意識と潜在意識が
太陽のカードの二人の子供ですが、美しい人は地上と天国で
セットだったのかも知れません。
そもそも地上的な葬儀をあんな集団に求めてもいないのかも
知れません。
７枚目のカード
ワンドの４の正位置
最終的な答えである７枚目のカードがワンドの４です。
良い結果が出せたとも読めますし、頑張ったから少し休みたい
(４の休止は、また５から９・１０と続く小休止)
ということでしょう。
そうなると美しい人が問題にした１枚目のカードの
カップの１の正位置が表している愛は、個人的と言うよりも
もっとヒューマンな愛だった可能性があります。
そのことも含めて美しい人の対策カードはワンドのペイジ
だったのでしょう。
そしてその情報をリアルに共有した人たちは、皆亡くなった
ということでしょう。
ソードの削除を徹底的に行うのが常套手段なのでしょう。
まとめ
「今の美しい人のソードのクイーン(光)」へ
５歳くらいの男の子とも女の子ともつかない子の背中に
小さな翼が見えた気がしました。
どこかに腰掛けて右手で何かを拾ったみたいで少しうつむいて
それを見ています。