結婚後に精神的負担の不平等感に苦しむ相性

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一見、相性が良いと強く感じてしまう相性に育った家庭

の因縁が似ているというものがあります。

そんな相性は、どうやって見るんだ?と思われるかも

知れませんが、家庭的な因縁を表すホロスコープの配置は

けっこうあります。

同じアスペクト、同じ配置を持っていると相性は良いです。

そのような配置で同じものを持っていて、月星座の相性が

ほどほどに良かったり、何よりもトランジットの天体の絡みで

盛り上がっているときはお互いに理想の恋人に思えても

おかしくはありません。

家庭的因縁の他にも親と似たホロスコープの配置を持っている

場合も似たような感情体験が起こります。

このような相性を選択すると自分自身のホロスコープの中にある

葛藤部分がそのままお互いの相性として再現される傾向があります。

根本的な理由は、完全にそれぞれですが自分自身のネイタルの

ホロスコープで抱えている葛藤部分を表すアスペクトを恋人や

パートナーと相性として再形成するということです。

例えば自分自身のホロスコープで金星と冥王星のスクエアを

持っていて愛情や恋愛に対して何らかの葛藤を抱えていた場合、

今度は恋人やパートナーとの相性で自分自身の金星と相手の

冥王星がスクエアの相性になるということです。

金星と冥王星であればスクエアであっても取りあえず

盛り上がりますし、自分自身の恋愛感情の癖を再現し易い

相性ですから案外、良いのでは?という言い方も出来ます。

この相性は、割とお互い様なところがありますから、

もし自分自身が

月と冥王星のハードアスペクトをネイタルのホロスコープ

に持っていて、恋人やパートナーとの相性でも同じ

月と冥王星のハードアスペクトの相性を再現すると愛に

明るい未来を期待したはずなのに結局のところ育った家庭の因縁を

もう一度自らの手で自分自身が作る家庭で再現することになります。

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このような相性を単純に怖いと考えるのではなく、やはり自分自身で

家庭的な因縁に向き合うしかないと腹を括って人生に臨んだ方が

新しい視野が開けます。

気になるのは、パートナーとの関係性でしょう。

恋人であればどちらかが新しい視野を得た時点で自然消滅に向かいます。

結婚してしかも子供までいたりすると生きること自体を苦しく

感じても(月と冥王星のハードアスペクト)容易に離婚することは

出来なくなります。

この時にパートナーに対する憎しみが発生する理由には、注意を

払う必要があります。

お互いのネイタルのホロスコープの配置にあった葛藤部分の

アスペクトが相性として再現されるために葛藤の強度はそれぞれが

異なります。

結婚生活と共に育っていく憎しみは、この葛藤部分の強度に対する

不平等感にあります。

同じように苦しまない相手とのズレに腹が立つのです。

しかしこれは仕方がありません。

何故ならそれはお互いが育った家庭の因縁の強度の差だからです。

そして出会いの当初は、葛藤部分の強度の重い方が軽い方に親近感を

抱くと言うか理解者の登場に喜びます。

軽い方は、また別のニーズを考えているものです。

ですからトータルに判断すると決して不平等ではありません。

お互いが差し出している葛藤部分の重さが最初から異なるのです。

変な例えかも知れませんが国家間の通貨の交換割合が最初から

平等ではないということです。

では、どうすれば良いのか?ということは、本当にケースバイケース

ですから、それぞれに慎重に考える必要があります。

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