シンプルに大アルカナの１枚引きです。
カード解説を書いています。
スピリチュアルメッセージだけを知りたい方は、
最後のスピリチュアルメッセージだけをお読み下さい。
選んだのは、女帝のカードです。
女帝のカードは、「Ⅲ」のカードですから始原的な意味合いが
とても重要になります。
カードの物語的な中身としては、運命の輪以降がドラマティック
ですが数字の基本的な意味の重要性は、魔術師(Ⅰ)から隠者(Ⅸ)
までがとても強くなります。
それ以降の数字は、表と裏の関係になります。
私は、個人的に美しい人とのスピリチュアルな対話をアップ
していますが、この記事を読んで下さる方の試みたい相手の場合も
同じように扱うことが出来ます。
女帝のカード
女帝のカードが健全に働くには、それ以前の女教皇のカードが
きちんと育まれている必要があります。
女教皇は、無限の知恵の海(宇宙)を表すカードです。
無限の知恵ですから、それは個人的な所有と言うよりも
根源的なソースにアクセスしているような状態です。
個人は、スマホやパソコンみたいなものでネットに繋がることで
様々な情報にアクセス出来るようなイメージです。
女教皇が示すものは、単なる情報(ソード)ではなく、四元素が
一体化した「可能性」です。
女帝のカードが伝えてくることは、女帝のカードの一つ前の女教皇に
きちんとアクセスして、その中から一つを選び(人生全体では複数に
及ぶ印象があるかも知れませんが伸ばそうとしている霊的資質は
一つです。)自分自身の能力を限界まで使って可能な限り生き延び
楽しむことの素晴らしさを伝えてきているものです。
女教皇は、「Ⅱ」ですから占星術では牡牛座や第２ハウスです。
自分らしさや生まれ持った能力のハウスになります。
女教皇は、宇宙的ソースに繋がっていますが第２ハウスや牡牛座は
遺伝的に受け継いだ資質です。
自己保存本能として機能するハウスやサイン(星座)です。
スピリチュアルメッセージを個人的にチェックしたい時は
第２ハウスだけでも読んでみると手掛かりになるかも知れません。
女帝のカードは、「Ⅲ」です。
占星術的には、第３ハウスや双子座のサインです。
ここで言う双子座は、太陽双子座というような個人的なものではなく
宇宙の双子座的性質だけに注目するようなイメージです。
双子座は、生き残ることが大切です。
何が何でも生き残るための性質です。
そしてもう一つは、限界まで自分自身を使って生き延びる喜びを
知っているサインです。
ですから好奇心が強く個人的に双子座の性質が反映されると
パターンがありますが、同じことを繰り返すことは出来ません。
これと同じなのが女帝のカードの生産性です。
美しい人からのスピリチュアルメッセージ
自分自身の能力を限界まで使って可能な限り生き延び
楽しむことの素晴らしさを伝えてきています。