冥王星の逆行期間が終了し順行になっています。
逆行、順行は、定期的なことですからそれ自体は
それほど重視しませんが冥王星が逆行している期間は
それぞれの人のネイタルのホロスコープをしっかりと
耕してくれます。
簡単に言えばトランジットの冥王星のサイン(星座)に
該当する自分自身のハウスを深く掘り下げてくれます。
それは、自分自身の取り組みだけでは気が付けない
あとほんの僅かな部分かも知れません。
しかしです。
身の丈にあった幸運は、いつも側にいて気付かれるのを
待っています。
ほんの僅かなずれや薄い壁の向こうやもう少し掘った先で
待っています。
それはタロット占いの太陽のカードの双子の子供みたいな
存在です。
気付いてあげて手を取り合って同じ方向を向ければ
それまで育んで来た願いが叶う一歩前です。
一生懸命頑張っている人ほど最後のほんの僅かな部分を
突き抜けることが難しいものです。
もちろん後もう少しというところまで頑張らないと
ほんの僅かな部分の手前までは来れません。
しかし自分自身の環境に不満がある人ほど、本当に
頑張っていることと意識して願っていることとは
かなり乖離があって、自分自身が頑張っている部分を
評価していなかったりする傾向があります。
言い方を変えれば、誰でもチャンスが側にいるのです。
何とかしたいという切なる願いがあったりした時
しかもそれが何とかならないと悪い意味のターニング
ポイントになりそうな時は、絶対に後数センチ先に
手が届くような何かが大切です。
そのような何かを教えてもらえたり、背中を押される期間が
冥王星の逆行期間が順行に切り替わる数日前です。
是非、ここ数日から１０日間くらいを振り返ってみて下さい。
とても大きなヒントや後押しを誰かを介して頂いている
かも知れません。
トランジットの動きは天気と同じで人を区別したり
しませんから、本当は全ての人が何かしらの気付きを
得ているのです。
それはとてもラッキーな要素です。
しかもこの期間は、１０月６日の天秤座の新月もありました。
新しい流れに乗っていくための一押しです。
今年は３度のトランジットの土星と天王星のスクエアを
経て大きく風の時代に踏み込んでいきます。
３度目のトランジットの土星と天王星のスクエアは、
１２月ですがその大きな変化を大きなチャンスにするためにも
今回の冥王星逆行期間終了間際で掘り下げられたハウスを
チェックしてみて下さい。
そんなことをしなくてもあの人が教えてくれたとか気付きが
ある人は、それで十分です。