三浦春馬さんの太陽は、蟹座のキロンとスクエアです。
蟹座のキロンは、幼少期から子供時代にかけての過ごし方に
何らかの形で問題を抱え易い傾向があります。
子供時代ですから母親との関係性を筆頭に育ててくれた
人たちの関係性に問題を抱え易くなります。
このような蟹座キロンの在り方が太陽という未来を
創造する自我に影響を与えます。
傷に自我が抑え込まれる場合もあります。
傷を克服して何らかのリーダーシップを取るような人物に
育っていく場合もあります。
三浦春馬さんの蟹座のキロンは、第７ハウスにありますから
一般的な意味で社会的な人間関係で傷つく機会があったことを
示している配置です。
ただ三浦春馬さんの場合は、子役の頃から活躍されているので
蟹座のキロンの幼少期の心の傷と社会的な人間関係で何かしら
負担に感じたことがあっても辻褄が合います。
どのような種類の心の傷なのかは分かりませんがキロンの傷は
個人的な痛みを昇華して他者を癒せるようになることが
目的となるような傷ですから、三浦春馬さんの太陽と
バーテックスのトラインいう弱者を庇うことを大切に考える
リーダーシップと背中合わせになるものだと思われます。
三浦春馬さんが仲間とある飲食店を利用した時に怪我をしていた
店主を気遣ってみんなに分からないようにお店に戻って
手伝ったというエピソードを聞いたことがあります。
もちろん、客観的に言えばどこまで本当なのか分かりません。
しかし三浦春馬さんのホロスコープを見ているとあり得ると
思ってしまいます。
太陽とバーテックスのトラインだけであれば明るくて優しい
リーダーだけれども、そこまで細かく気にすることはありません。
イジメとかを見たり知ったら体を張って庇うでしょうが仲間に
知られずに戻って店主を気遣う繊細さは社会的弱者(子役の時かも
知れませんし家庭の中に他者と認知するタイプの人がいたのかも
知れません)の痛みを知っていて尚且つそれを癒そうとする
キロンのポジティブな面でなければあり得ません。
もちろん、ホロスコープ全体を見たら他にも素晴らしい要素が
三浦春馬さんにはありますが、バーテックスは社会的に繋がる
感受点ですから第７ハウスにある蟹座のキロンが三浦春馬さんの
創造的自我(太陽)に与える傷とバランスが取れると思うのです。