月の欠損ではない役割としての破壊衝動(バーテックスと冥王星のハードアスペクト)

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月の欠損という占星術のパワーワードがあります。

このブログとしては、月の欠損をその月サイン(星座)の

ニーズだと解釈しています。

満たしてあげるべきものであって放置すべきものではない

それぞれのニーズです。

満たしてあげることで安心感が得られます。

情緒的満足を感じながら世の中を観察したり実際に

参加することといつも満たされないまま生きることの実感は

かなり異なります。

これは幸福に対する感覚の一つかも知れません。

満たされない気持ちで世の中を見れば何を見てもイライラ

してしまう可能性があります。

何故、今回の記事の文脈が月なのに社会に対する感じ方かと

言うと破壊衝動の原因の一つとしてバーテックスと冥王星の

スクエアを取りあげたいからです。

月がプライベートでイライラする場合は火星とのハードアスペクトや

それを含む複合アスペクトを持っている場合があります。

しかし意外に思われるかも知れませんが、だからと言って

それが破壊衝動と直結するわけではありません。

言語化が難しいですが占星術的に言えば破壊衝動が生まれる

アスペクトの天体の組み合わせから考えると何となく

理解出来るかも知れません。

バーテックスは、社会から要求される役割ですが宿命という

ニュアンスで語られることもあるものです。

ですから具体的な形式よりも何かを通してその人特有の宿命を

生きるみたいに考えても良いかも知れません。

具体的な役割は、ホロスコープ全体を通して考えられるものと

バーテックスのサイン(星座)を通してイメージ出来るものは

異なってもおかしくはありません。

ホロスコープ全体を饅頭とすればバーテックスが表している内容は

そのあんこみたいなものです。

洋菓子の外側とそのフィリングみたいな関係かも知れません。

外側は、どうであれ果たそうとする役割に視点を置いた感じです。

外側は、能力や価値観によって左右されます。

前置きが長くなりましたがバーテックスと冥王星のハードアスペクトは

熱心にコミットしようとし過ぎて破壊してしまう感じになります。

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何かについてほどほど若しくは適切なラインでとどめることが

出来ないニーズを抱えていると言えば良いのかも知れませんが

バーテックスという社会から要求されるニーズのそもそもの始まりは、

家族という集団から期待されたものだったかも知れません。

被虐待傾向があればあるほど自分自身の居場所がないという

感じ方が強くなりますがバーテックスと冥王星のハードアスペクトは

このような感じ方が具体的な体験を通して作られた感情だと考えます。

月の欠損と解釈するとそれで終わってしまいそうですが

自分自身の中に徹底的に植え付けられた役割意識があるかも知れません。

一応、占いですから前世絡みなんかも持ち出すこともありますが

基本的にキャラクターの様々な要素は家庭で作られたと考えて

ホロスコープを読みます。

必要以上に必死になる時に何かを壊してしまうのかも知れませんが、

冥王星が絡めば破壊と再生ですからある程度それも許容範囲かも

知れません。

言い方を変えれば許容範囲を超えなければ良いと考えます。

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