月と冥王星のハードアスペクトの苦しみの責任は、親なのか子供にあるのか

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母親との関係が美しい人の自死の原因となり得ない理由(美しい人が称賛される理由)

という記事の4枚目のカードの解説で

「このブログは、月と冥王星のハードアスペクトを持つ親子間の愛情に

ついてけっこう書いて来ましたが、このようなアスペクトがあると

母親からの自立に関する問題がけっこうドラマティックな現象を

伴うというだけのことです。

この部分だけを拡大して大きな声で叫べば、まるで親子関係が

それだけの印象になります。

明石家さんまさんも月と冥王星のハードアスペクトを持っていますが

自分に冷たい継母を笑わせてあげようとして頑張ったことがお笑いの

原点みたいに話されていたことがありましたが、まさにこれです。

美しい人は、優しく思いやりを持った美しい男性になるように

努力されたのでしょう。」と書きました。

月に冥王星のハードアスペクトを持つということは、簡単に言えば

不幸なことです。

正しく言えば、それも個性であって幸も不幸もないのですが、じゃあ

月と冥王星のハードアスペクトがあると良いのかと言われれば

無い方が楽です。

このような状態は、母親が悪いのか、子供が悪いのかという疑問を

頂くことがありますが、いくら月が母親を表すと言っても自分自身の

ホロスコープの月ですから、それは自分自身の幸福の受け皿と

考えるべきものです。

これは道徳でも素晴らしい考えでもなくて他所からやって来る

様々なエネルギーは、月で受け取るという意味です。

どんなに恵まれた社会運を持っていても月が苦しくて破れていれば

せっかく得たエネルギーは、ザルから漏れていきます。

簡単に言えば稼いだ分だ以上に浪費して赤字です。

ここまでが冥王星のハードアスペクトを抱えた月の全体的なお話です。

問題は、苦しみの責任は、親なのか子供にあるのか?です。

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特定の親子関係から生じる個性的な苦しみや葛藤(月と冥王星の

ハードアスペクトが作り出すそれぞれの内容)をエネルギーにして

世界を回していくしかありません。

これを行うことが要請されている運命と言えます。

これから逃げると苦しいだけです。

要請されている運命に応えるとどうなるのか?

月と冥王星のハードアスペクトを持っていてもいなくても

そこから生まれたエネルギーは、要請に応えると外に向かって

表現されていきますから、ある段階から月と冥王星のハードアスペクトを

持たないタイプの人と同じ状態になります。

しかもそこまで来ると客観的な形は、かなり出来ているはずですから

外に向かって表現する形式は、それなりに評価されるものに

なっているはずです。

しかもその人の月とがっちり噛み込んでいますから、月と冥王星の

ハードアスペクトを持つ人特有の強さや守護が備わっています。

大変か大変じゃないかと言われれば、なかなか大変ですが

それでも結局は、個性ですから活かすより道がないのは、どのような

配置もまったく同じように平等です。

親が悪いと思っている間は、その人は一生苦しいままです。

ですから月と冥王星のハードアスペクトを持っている人は、

親に対する感じ方で幸福の度合いが簡単に分かります。

まだ親を憎んでいるのであれば情緒的な部分は簡単に崩れますから

病院と縁が切れないケースもしばしば見られます。

10天体の中の端っこ同士が関わりを持つわけですから両極端な

状態になることは簡単に理解出来ます。

タロットカードで言えば戦車のカードの状態にある間は、簡単に言えば

不幸なアスペクトです。

次の正義のカードの段階まで行って善でも悪でもない自分自身なりの

正義を見出すまではなかなか大変です。

しかしその正義に捉われると今度は他者ともめやすくなります。

ずっと成長が必要ですが、それはどんなホロスコープも一緒です。

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