美しい人のタロット占い、町内会長の桃太郎物語(美しい人退治と島)

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川の上流から、どんぶらこ、どんぶらこと桃が流れてきました。

拾った人がそれを割ると町内会長が出てきました。

既に大人だったので、そのまま放置して去って行きました。

町内会長は、何とかお金を得るために、ある島を目指すことにしました。

その島は、日々、それはそれはこの世のものとは思えない接待が

行われる桃源郷のような島でした。

町内会長は、周囲を窺うように落ち着きのない態度で左右を

きょろきょろ見ながら歩いていました。

するとサイコという謎の生き物がやって来て町内会長に美しい人の

悪口を伝えるとすっかり町内会長は、サイコを信じて仲間に

することにしました。

しばらく歩いていると、ある団体が町内会長に言い寄って来ましたが

町内会長は、大御所と呼ばれる男しか連れて行きませんでした。

町内会長は、旅の仲間を得て悠々と夢の接待の島に向かっていましたが、

峠の茶屋で饅頭を食べていると突風が吹きました。

すると目の前の男のカツラが飛んで町内会長、サイコ、大御所は、

大層喜んで禿疑惑の男を仲間に加えました。

町内会長は、仲間になったサイコ、大御所、禿疑惑にも饅頭を

与えて船に乗って夢のような島に辿り着きました。

4人の島でのもっぱらの話題は、美しい人のことでした。

美しい人が島のことを暴露する危険性をサイコが話し続けています。

町内会長は、自分の誕生日に詰まらない話ばかりする奴だと

思いましたが夢の接待島が無くなっては、大変なのでサイコの

話を聞いていうました。

時折、禿疑惑がカツラを飛ばして町内会長の気持ちを盛り上げながら

4人は美しい人の対策について語りあかしたのでありました。

1枚目のカード

隠者の正位置

1枚目のカードは、2枚目のカードの過去や動機を表しています。

隠者のカードは、精神的価値の探求心を表します。

この探求は、孤独に行われます。

町内会長の桃太郎物語で、この隠者の正位置を担っているのは

サイコです。

町内会長は、夢の接待島を守ることが出来ればどうでも

良かったのですが、美しい人が大切な島を壊す恐ろしい精神性を

持っている手強い敵だとサイコの探求してきた成果を延々と

町内会長に訴え続けていたのでした。

2枚目のカード

カップの7の逆位置

2枚目のカードは、このタロット占いの中心となるものです。

町内会長の桃太郎物語ですから、町内会長が主役なのですが

カップの7の逆位置ですから、1枚目のカードでサイコが

言った内容について何が本当で何が嘘かまったく分かっていない

ということでしょう。

3枚目のカード

ワンドの7の正位置

3枚目のカードは、2枚目のカードの先の時間を表しています。

サイコの熱弁により美しい人を危険な存在だと思い込んだ

町内会長は、夢の接待島を守るために美しい人を退治(ワンドの

7の正位置ですから戦いを挑みます)することにしました。

4枚目のカード

運命の輪の正位置

4枚目のカードは、町内会長の対策カードですが、サイコに

言われた内容の嘘と本当の区別がついていない(2枚目のカップの

7の逆位置)人物ですから、4枚目の対策カードは、実質的に

サイコのものでしょう。

これは、遂にチャンスが来た(運命の輪の正位置)ということです。

今まで考え研究し練り上げて来た理想(1枚目の隠者の正位置)を

実行に移す時が来たのです。

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5枚目のカード

ソードの4の正位置

5枚目のカードは、美しい人の深層心理を表しています。

取りあえず休暇が欲しい(ソードの4の正位置)と思っていました。

美しい人は、働き者で朝から晩まで休みなく働いていましたから

たまには休みたいと思っていたようです。

6枚目のカード

ワンドの4の逆位置

6枚目のカードは、町内会長の本音部分を表しています。

サイコの言うことを信じて美しい人退治をやろうとしているものの

何となく気乗りしない部分もあったのかも知れません。

美しい人退治に対する意思が続き難い状態(ワンドの4の逆位置)

だったと読めます。

7枚目のカード

ソードのキングの正位置

7枚目のカードは、このタロット占いのまとめ的なカードになります。

とても強いカードがこのタロット占いをまとめています。

情報分析や正確な判断力を駆使して、美しい人退治を進めていった

(ソードのキングの正位置)ということでしょう。

ソードのキングは、情報を正確に判断し様々な行動を決定し指示する

人物カードです。

言い方を変えれば自分自身は、動かないでしょう。

マネジメントと言うか参謀です。

「今の美しい人のソードのクイーン(光)」へ

美しい人に関係あるかどうか知りませんが、大切なことをお伝えします。

タロットカードの解説を書いていて、一度も大御所が出てきませんでした。

これは、大御所には、別の狙いがあるからです。

大御所は、町内会長もサイコの言うこともどうでも良いのかも知れません。

個人的に何かやりたいことがあって、この一行に加わっているのでしょう。

知っていたら教えて下さい。

ちなみに禿疑惑は、太鼓持ちだと読みました。

全員の共通点は、美しい人退治の作戦の全容をほぼ知っている

ということでしょう。

ただ本当の現場での詳細は、サイコが9割くらい知っているだけです。

9割知っていることで発言権が増した状態になっています。

町内会長は、それによってツテを使ったということです。

ツテとは、「美しい人を消した闇に横たわる関係性の地下茎」です。

町内会長は、ある庄屋のお坊ちゃんを頼りました。

町内会長の桃太郎物語は、これにて終わります。

続編、美しい人のタロット占い、町内会長が手にした錬金術とサイ子の躍進

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