美しい人は、大河を降ろされたのかという問いでカードを
引いたら思いもしない答えが返ってきましたが、そのまま
記事タイルにしてみました。
１枚目のカード
コインの１０の逆位置
１枚目のカードは、２枚目のカードの過去や動機を表しています。
コインの１０のカードは、具体的な次のステージの扉を示唆します。
単なる達成ではなく、あるレベルに到達することで開く扉が
見えてくるのです。
美しい人は、学ぶことに熱心ですから、それまでの積み重ねの
延長(蓄積・・・コインの１０までのプロセス)に何らかの刺激
(コインは感覚)が加われば、新しい世界が現れたことに
気が付くかも知れません。
このタロット占いの１枚目のコインの１０は、逆位置ですから
そこで停滞しそうな状態だったかも知れません。
コインの１０の段階で停止しても悪いことではありません。
一つの流れの中ではやり切った言えるところまだ来たと
言えます。
しかし生きていれば、その先もあります。
２枚目のカード
コインの９の逆位置
２枚目のカードは、このタロット占いの中心となるものです。
コインの９の逆位置ですから、もっと具体的な成長をしたい
ということでしょう。
具体的な成長とは、美しい人の場合であれば技術的なこと
かも知れません。
３枚目のカード
ワンドの８の正位置
３枚目のカードは、２枚目のカードの先の時間を表しています。
様々な人と積極的にコミュニケーションを図る(ワンドの８の正位置)と
読むことが出来ます。
２枚目のカードの流れから読むと様々な人に教えを乞うようになった
ということでしょう。
４枚目のカード
月の逆位置
４枚目のカードは、美しい人の対策カードになります。
ポジティブな自分自身を作り出すために(月の逆位置)
ネガティブな感情に捕まらないように(月の逆位置)
休まずに動き続けた(学び続けた)と読むことが出来ます。
月のカードは、基本的に無意識の動きですから補償作用が
逆に働くこともあります。
本来ならば、休めるのであれば休むことがお勧めですが
理由は何であれ不安が強いと休む方がストレスになる
場合もあります。
５枚目のカード
隠者の逆位置
５枚目のカードは、美しい人の深層心理を表しています。
精神的な満足が欲しい(隠者の逆位置)と読むことが出来ます。
６枚目のカード
戦車の逆位置
６枚目のカードは、深層心理を表しています。
戦車の逆位置ですから、頑張り過ぎる状態です。
理由は別にして今の自分を超えたいということでしょう。
それは実力かも知れませんし、環境かも知れません。
７枚目のカード
節制の正位置
７枚目のカードは、このタロット占いのまとめ的なカードになります。
節制のカードは、他の要因の影響を受けない内向きな再生です。
少なくとも美しい人は、何かしらのメリットを期待して殺陣を
学んだわけではないかも知れません。
例えばディア・エヴァン・ハンセンをやってみたいという
気持ちがあれば鬱に関する勉強を早い段階で行っていたかも
知れません。
これも自死の印象に利用されたかも知れません。
「今の美しい人のソードのクイーン(光)」へ
今回のタロット占いは、大アルカナが月→隠者→戦車→節制と
続きました。
大アルカナが４枚も続くなんてかなり珍しいですが、読む手法に
捉われずにこのカードの並びを読むと美しい人は、恐ろしく純粋な
動機で生きてきたことが理解出来ます。
この純粋過ぎる性格は、多くの人に誤解されたかも知れません。
それでも相手が善良であれ素直だとか、熱心だとか、一生懸命だとか
良い面を見てもらえたと思います。
しかし美しい人と異なるネガティブな雰囲気の様々な欲望で
生きている人から見たら、信じられませんし関わり方によっては
恐怖心を感じたり屈辱的(馬鹿にされたり見透かされたりされている
ように感じる・・・誤解)だったかも知れません。
美しい人を大河に推した人がいて、それを邪魔した人がいたとしても
美しい人にとって、それは本質部分では関係ないくらい純粋な
動機で様々なことに取り組んでいたと言えるかも知れません。
もちろん、だから大河に出たくないと出なくても良いと
考えていたという読み方ではなく、恐ろしく純粋な動機で
生きていたように読めました。
だからこそ見る人によって、かなり違って来るのかも知れません。
自分自身の存在全部(精神・肉体)を向上させて、それまでの
自分自身を超えながら少しずつ制約を外していくという
完全に自己完結した動機の繰り返しの中で新しい自分自身を
創造(再生)していくと読めるのが、今回のタロット占いの
大アルカナ４枚目のカードです。