久しぶりにホロスコープのことを少し書きます。
書くか書かまいか悩みましたが、思うことがあって
少し書きます。
ホロスコープには、多くの天体や感受点があります。
その中には、小惑星というものもあります。
天体でもなく計算上の感受点でもないものです。
様々な理解の仕方がありますが一般的な意味での
個人天体と特に近代占星術で加わって来た世代的な天体
(トランスサタニアン)と個人天体をフォローするような
働きと考えると案外、位置づけが見え易いかも知れません。
リリスには、月の遠地点としての感受点のリリス(細かく
言うとこれも複数あります)と小惑星としてのリリスがあります。
今回、取り上げるのは小惑星リリスの方です。
何のためにこの世に生まれて来たのかを見るポイントとして
フォロー(小惑星)として観ます。
いつも書きますが、ホロスコープは全体を読むことが
前提条件にあります。
全てが関わっていて、ここだけ切り取っておみくじのように
読むと間違った解釈になります。
三浦春馬さんのリリスは、水瓶座１度です。
二つ気になることがあります。
先ず一つは、純粋に占星術的なことです。
三浦春馬さんの小惑星リリスは、水瓶座１度ですからサビアン度数
水瓶座２度を読みます。
水瓶座２度のサビアン名は、「予期されなかった雷雨」です。
このサビアンの５つのポイント
１、理想の生き方を求めます。
２、周囲から選択の余地のない型にはまった生き方を要求されます。
３、「２」の要求を拒否すると大切な様々な習慣が壊れていきます。
４、頼りにしていた様々なものが壊れていく体験をします。
５、「３」や「４」は、自分自身にとって本当の生き方(真の生き方)を
見出すためです。
三浦春馬さんは、三浦春馬さんを特別に好きな人な人でなくても、
その人柄を知れば「奇跡の人」とも言えるような高い霊性を
感じさせる要素があります。
そのような三浦春馬さんの高い霊性は、亡くなることで多くの人の
「真の生き方」を刺激しました。
もし三浦春馬さんの霊性が一般的なものであれば(タロットカードのペイジ)
三浦春馬さん個人の本当の生き方に目覚めるだけで済んだと思います。
言い方を変えれば、それほど大きな代償は要求されなかったでしょう。
結論です。
三浦春馬さんは、多くの人を「真の生き方」に目覚めさせるために
生まれて来たという結論に至りました。
そのような考え方は、三浦春馬さんを好きな人の三浦春馬さんの美化であり
エゴの押し付けではないのかと、考えて来ましたが、様々な角度から
検討した上で間違いないと思います。
このブログの占星術記事の多くは、第１２ハウスの観点から書かれています。
とらえどころのないハウスですし現実をしっかりと生きるという意味では、
あまり関わりたくないハウスです。
しかし生き辛い人が生きていて良かったと思えるような生き方を
助けも得られず目指す時に無限のエネルギーや納得できる生き方に入る
可能性を提供してくれるハウスです。
しかもその人が能動的に臨む限り無料で利用出来ます。
言い方を変えれば、いくらお金を積んでも受け身であれば働いてくれません。
現実世界で勝つことは、スピリチュアルな世界では負けていることが
往々にしてあります。
何故、三浦春馬さんの小惑星リリスがサビアン度数水瓶座２度なのか、
ということを考察する時に、水星がサビアン度数水瓶座２度の人の人生を
参考にして徹底的に考えましたが、水星のように言葉だけではなく
美しい人の場合は命までかけたことで、多くの人がもっと根底から、
そして様々な視点から真理に目覚めるように働きかけることが
出来る存在になり得たのだと思います。
三浦春馬さんが亡くなった時にスピリチュアルな導管が破裂して
四方八方に飛び散りました。
それを多くの人が受け取ったのです。
もう一つのことです。
三浦春馬さんは、男性です。
男性の小惑星リリスが働き出すためには、女性の影響が必要です。
女性に男性は不要です。
そう言った意味では、男性は何か足り無いのかも知れませんが
それはともかく、三浦春馬さんの場合は、三浦春馬さんの母親では
ないかと考えています。
三浦春馬さんのサビアン度数水瓶座２度が引き起こす雪崩現象を
具体的に起こした存在のホロスコープをみましたが、コンジャン
クションもオポジションもありませんでした。
あるアスペクトは、ありましたが採用しません。
そうなると母親しかないのでは？と思います。
もし母親でもなければ、三浦春馬さんが本当に好きな人です。