ホロスコープには、多くの天体や感受点があります。
その中には、小惑星というものもあります。
天体でもなく計算上の感受点でもないものです。
様々な理解の仕方がありますが一般的な意味での
個人天体と特に近代占星術で加わって来た世代的な天体
(トランスサタニアン)と個人天体をフォローするような
働きと考えると案外、位置づけが見え易いかも知れません。
リリスには、月の遠地点としての感受点のリリス(細かく
言うとこれも複数あります)と小惑星としてのリリスがあります。
今回、取り上げるのは小惑星リリスの方です。
何のためにこの世に生まれて来たのかを見るポイントとして
フォロー(小惑星)として観ます。
いつも書きますが、ホロスコープは全体を読むことが
前提条件にあります。
全てが関わっていて、ここだけ切り取っておみくじのように
読むと間違った解釈になります。
小惑星リリスが水瓶座1度の場合について説明します。
水瓶座1度ですからサビアン度数水瓶座2度を読みます。
水瓶座2度のサビアン名は、「予期されなかった雷雨」です。
このサビアンの5つのポイント
1、理想の生き方を求めます。
2、周囲から選択の余地のない型にはまった生き方を要求されます。
3、「2」の要求を拒否すると大切な様々な習慣が壊れていきます。
4、頼りにしていた様々なものが壊れていく体験をします。
5、「3」や「4」は、自分自身にとって本当の生き方(真の生き方)を
見出すためです。
小惑星リリスと恋愛のポイント
男性の小惑星リリスが発動するには、女性の影響が必要です。
もし女性の個人天体が恋人やパートナーの小惑星リリスと
コンジャンクションしている場合は、大きな資質に働きかけている
可能性がありますから、その愛にじっくりと取り組む価値がある
かも知れません。